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【2人でお仕事】(2) ※R18

仕事のあとはそのまま関係者と食事を済ませ、帰宅後、愛犬たちと戯れながらワインを開けた。 グラスを傾けながら紅葉がふと呟く。 「クリスマスプレゼントかぁ…!」 「あ…、今日のブレスレット? 欲しいの?」 凪はインタビュー中の話題を思い出してそう聞いてくれたが、紅葉は慌てて首を横に振る。 「えっ?! ううん!…カッコいいけど高すぎるよ! 指輪があるし…十分。 えっと…、僕は特に欲しいのなくて…。 凪くんにあげるプレゼント…! どうしようかなって。 …何か欲しい物ある?」 「あー…。 特にないかなー…。 まぁ… 一番大事なのが手に入ったからなー(笑) …ドイツ行くから…今年はその時お互い気に入ったのがあれば何か買うって感じでもいい?」 「…それがいいです…っ。 …一番大事?」 紅葉は照れながらも自身を指差して訊ねた。 「…もちろん。」 「嬉しー…っ! ねぇ…、 今朝の…、続きしてくれる約束だったよね?」 「ん。いーよ。 なんか中途半端に煽ったせいか、今日の撮影、紅葉変だったもんな(苦笑)」 「あ…、だって…っ! めちゃくちゃ似合ってたし…! ソロの撮影の時もすごい…ドキドキして見てた。 僕の旦那さんカッコいい!って思って…! でも…だんだん"さっきまであんなことしたのに"とか… "みんなが見てるこのキレーな顔にかけちゃった"とか…変なこと考えちゃって…!」 「へぇ…! それはなかなか…(笑) じゃあ、続き…。 期待させて待たせた分、リクエスト聞こうか…。 何して欲しい?」 耳元に低めの声で囁かれ、紅葉は上目遣いで凪を見つめた。 「ん…っ! えっと… ギュって…抱き合いながらくっつきたくて…! 今日は…いっぱい、したい気分かも。 それから…僕も…、凪の…かけて欲し…っ! あ!あと…ね! …中で…イきたい…。」 「…お前…相当可愛いな。 ってか、紅葉も大人になったな…。」 「からかってないで…! …上行こ? 早くしよーよ…っ!」 多少酔いが回っているのか、凪の手を引いて寝室へ向かう紅葉。ベッドに座る凪の膝に乗りキスをねだった。 積極的な紅葉を前にご機嫌な凪は紅葉の後頭部を抱え込むと、唇を割りゆっくりと舌を絡めていく…。 甘く、深いキスに夢中になりながら服を脱いで、素肌で互いの体温を感じ合う。 「凪…っ!」 「ん…。 寒くない? エアコンいる?」 「平気…! あ…!キス…っ、やめたらヤダ…!」 一生懸命、凪の舌を追う紅葉が可愛くて手を繋ぎ無数のキスを落とす。 甘い行為は2人の熱をどんどんあげていく…。 「…出すよ?」 「ん…っ!」 キスをねだるみたいに目を閉じる紅葉。 長い睫毛と、形の良い鼻筋、そして紅みのさした妖艶な唇… 顔に飛び散った凪の精を舐め取る紅葉は、そのまま凪の中心にも唇を寄せていく。 「熱烈だな…(苦笑) 紅葉、そのまま腰上げて?」 「ん…。 は…っ!あ…っ!」 中を探る長い指に感じながら、再び凪のモノを咥える紅葉…。 「次、こっち…。」 ゆっくり身体の向きを変えられ、両足を肩に担がれ、ローションをたっぷり足された中を男らしいしっかりとした、そして器用な指で奥まで探られる。 「あー…ッ! や、そこダメ…っ! 奥っ…! やぁっ!」 「痛い?」 「ううん…! でも…それしたらイっちゃうよ…っ!」 「イっていーよ? 可愛いとこ見とく。」 そう言いながら、3本に増やした指で激しく奥を狙い、高く持ち上げた紅葉の腰を支えながら反対の手で紅葉のモノをしごいていく凪。 「や、ぁーッ!」 あっという間に達した紅葉ははぁはぁと荒い呼吸を繰り返す。 「紅葉…挿れるよ?」 「っ! だ、め…っ まだ…っ!イったばっか…!」 「…ごめん、今の紅葉に挿れたいからちょっと待てないかなー。」 「えっ?! ぁッ! ん、んーっ!」 「大丈夫? ゆっくりするから。」 呼吸合わせて、と告げられた紅葉は凪の腕に掴まりながら必死で落ち着こうと集中する。 「ん、っ! あ…っ!は…ぁ! やー…っ!」 「ん?」 「気持ちい…っ! は、あ…っ、ぁ…」 ゆっくり、緩く、浅くの動きだが、すごく気持ち良くて…紅葉は身悶えた。 中の凪を意識出来る余裕がある分、恥ずかしくも嬉しくて凪の首に腕を伸ばして抱き寄せた。 「好き…っ!」 「ん、俺も好きだよ。 紅葉、スゲー可愛い。 あー…気持ちいいな。 このまま中…、イけそう?」 「ん…っ! なぎ…っ! あ、もう…イくかも! …んぁっ、 イく…、イくッ!」 「紅葉…っ! ってか、ずっとイってる? 中、すご…! …もっと強くしていい?」 「ハッ! あッ、ダメっ!」 パンッ、パンッ!と、腰を打ち付けられて反射的に逃れようとする紅葉。 「だーめ」 凪に抱き止められて、真上から突かれたり、脚を横向きに変えてからも攻められ続けた。 快感の渦を泳ぐように喘ぐ。 「凪…っ! ね…っ! も、ダメ…ッ!!」 「紅葉…、もうちょい頑張ろう?」 「や…っ! む、無理…! アァッ! なんか…、んんッ!きちゃう…っ!」 「ッ! ヤバ…っ!」 連続で中イキと潮も吹いた紅葉は満身創痍。 久々に起き上がれない朝(昼?)を迎えた。 というか、身体が目覚めて悲鳴をあげる前に起きがけにも挑まれている状況…。 「やだぁ…! もう出ない…っ! ね…、凪…!もう朝っ!」 「…分かってる。 だからラスト、…中でイって。」 「うぅっ! ん、ん…っ! …ぁーっ!」 ちょっとリクエスト盛り込み過ぎたなと反省した紅葉だった。 END

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