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第3話

Altair03 大河が抜けることが決まった瞬間、あの嫌いな優等生、レイも反発してデビュー組を降りた。  安心したのも束の間、その日から透が荒れた。  「ヒカル、今の透さんには近付かない方がいいよ。セナさんの手首のアザ見た?それに…」  愛希との帰り道、ヒソヒソと声を潜めるように語り出した。そのまま愛希の部屋に行って徐ろに服を脱ぎ出した。  「あ、愛希っ!?」  「見て。めっちゃ痛かった」  下半身にもの凄く痣があり、ヒカルは息を飲んだ。  「でもね、愛希ヘンなの。また…シてほしくてたまらないんだ…。何回もイっちゃって…意識飛んだ。こんなの初めてだった。」  思い出して熱を持ち始めた愛希のものに釘付けになる。  「ヒカル?愛希の熱、冷まして」  「っ!」  ブチンと脳内で何か切れた気がした。それは友情の一線だったのかもしれない。必死に愛希にしゃぶりついて、頬張って、甘い声を聞いては頭が沸騰しそうなほど何も考えられなくなった。しゃぶりついているものは間違いなく男の子なのに、女の子のようにも錯覚して、熱から口を離し、愛希の唇に噛み付いた。嫌がられたり、殴られたりしたら、そこで終わったのに、愛希は嬉しそうに受け入れた。  「あはっ…ヒカル、意外に野獣さん?」  「うるさい…っ」  「いいよ?愛希が受け止めてあげる。ヒカルのことは愛希しか知らないもんね」  「そうだよ、愛希。」  キスマークをたくさんつけると、きゃっきゃと喜ぶのが嬉しくて、可愛いくて、たまらなくて、愛しささえ感じた。  「ヒカル、エッチしよ」  「もうしてるでしょ」  「ちがう。ヒカルの入れて?愛希ここだけじゃ満足できない」  四つん這いになって腰を振る愛希のその姿は、所々アザで痛々しいのに、綺麗だと思った。  「愛希、幼なじみ…越えそう」  「ヒカル?大好きだよ?」  「え?」  「透さんに内緒で付き合っちゃお」  秘密を共有した2人はどんどん溺れていった。   愛希の中はもの凄く気持ち良くて、腰が砕けそうだった。愛希は感じやすいのか何度も何度も絶頂を迎えては、もっと、とねだった。  「ヒカル、ヒカルはそばにいて」  「いるよ、ずっと」  「ずっとだよ?」  「分かってる。当たり前のことだよ。」  「わぁい!なら、イっていいよ?ナカちょうだい」  「ッ!ーーッ愛希、好きになっても、いいの?」  「アッ!あっあ!ッ!イイッ、いいよっ!愛希も、ヒカルが、好きっ、ずっと、好きっ、だったぁっ!ッ!ーーッぁあああ!!」  おもわぬ告白に嬉しくて、ナカに出して、2人で笑ってキスして、一緒にお風呂も入って一緒に眠った。  この時が人生で1番幸せだった…。

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