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Hakoniwa22
されるがままになりながら、三上は宮部の黒髪を撫でた。まだ湿った髪は柔らかく、三上はいつまでも撫でていたい気持ちになる。
「三上さん、が……欲しくて……」
宮部はか細い声で答え、大きくなった三上の屹立の先端を小さな口に含んだ。舌を使い、ねっとりとしゃぶる行為を覚えた宮部の口内で、三上は快感に満たされていく。こんな事をされたら、三上の身体もされるがままではいられない。視線を下げれば、宮部の股間がこんもりと盛り上がっている。
「結音、欲しがっているのは、この口なのか?」
宮部の頭部を押さえ、三上はゆっくりと腰を前後に揺らした。宮部の口元から溢れた唾液が水音をたて、同時に短い呻き声があがる。それでも宮部は口を離そうとはしない。三上の動きに流されながらも必死に咥え続ける宮部の姿が、三上の身体を熱くする。
「お前の身体のどこが、これを欲しがってるんだ」
宮部の口から反りあがった棒を引き抜くと、宮部の口角から唾液がだらしなく垂れ落ちた。宮部の左頬に、唾液に濡れた三上の肉棒を押し当てる。宮部は恥ずかしげに瞳を潤ませ、三上を仰ぎ見た。
「……欲しい、です」
「どこに」
意地悪く聞き返すと、宮部は瞳を伏せ、震える声で答えた。
「僕の、お腹の中に、いれ……はぐ、んんっ」
三上は太く硬く体積を増した肉塊を宮部の口内へ再び押し込み、それを懸命に咥える宮部の姿をみて更に欲情した。宮部が両手と舌と唇を使って三上の肉にしゃぶりついている間、三上は宮部の黒髪を撫で続けた。可愛すぎてどうにかなってしまいそうだ。滅茶苦茶に喘ぐ宮部の淫らな姿を想像し、三上はゴクリと喉を鳴らした。
ベッドの上で裸になった宮部を四つん這いにさせ、宮部の孔と自分自身にたっぷりとローションを塗りこめた。尻たぶを開き、指腹を滑らせて感触を味わうと、入口の蕾は先程のまま柔らかにひくつき、自分を待ちわびている。中指をゆっくりと侵入させて内壁を舐めるように動かすと、宮部の身体がビクビクと震えた。
「み、三上係長、本当に僕、セックス……して、貰えるんですか……」
宮部の不安そうな声に、三上はため息をついた。
「お前、こんな身体見せてよく言うな」
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