三上は左手を宮部の腰から脇腹へ滑らせ、更に登り、小さな突起を探り当てた。先端を爪先でひっかくと、宮部は腰をくねらせ、小さく喘ぐ。喘ぎ声が可愛くて、更に尖りを弄りまわせば、その度に宮部は恥ずかしそうに小さく喘いだ。 「俺がしたくてたまらねぇよ……こっちむけ、結音」 　四つん這いのまま宮部が後ろへ顔を向けると、三上は宮部の膨らんだ唇に吸い付き、口角から歯列の奥まで、舌先で丁寧に舐め上げた。宮部の唇は甘く、柔らかい。 「ん、んっ」 「お前、本当に可愛い。なんなんだ……」 「ふぇっ、え……？」 　大きな瞳を見開き自分を見つめる宮部の表情がたまらなく可愛くて、三上の心臓が大きく跳ねた。 「ゆっくり挿れるから、力を抜いて」 　大きく反り返った自身の先端を宮部の小さな入口へと当て、ぐりぐりと押し付けると、宮部の小さな尻はゆらゆらと左右に揺れた。小刻みに震え、宮部も興奮しているのがわかる。 　三上はローションで濡れた先端を宮部の小さな入口に擦り付け、暫く焦らしてから、前後に動き始めた。少し入れて、止まる。また少し進み、少しさがる。緩やかな動きで抜き差しを繰り返しながら、ゆっくりと奥を目指してゆく。宮部の内壁はきゅうきゅうと三上に吸い付き、締めつけてくる。 「ひっ……ひんっ……あ、熱いっ、くるし……」 「力を緩めて、そう、ゆっくりでいい」 　苦しげに喘ぐ宮部の髪を撫でながら、ゆっくりと腰を動かし続ける。 「痛かったらやめるから、すぐに言え」 　三上が囁くと、宮部は首を振って答えた。 「やだ……やめないで」 　やめないでと繰り返す。ひとを煽るのもいい加減にしてほしい。 　三上は宮部の腰を右手で支え、左手で宮部の萎んだ竿を優しく扱いた。宮部はヒッと声をあげて身体をくねらせる。宮部の小さな竿は少しずつ体積を増し、三上の手の中で硬度をあげていく。 「だ、だめ……やめてくださっ……気持ち良くなっちゃううっ」 　泣きそうな声で訴えられても笑顔で流す。 「気持ち良くなったら出せばいい」 「そんな、ひとりでやだっ、恥ずか……あっあっ、だめ、いく、イっちゃう」 　小さな呻き声とともに、宮部の先端から勢いよく白濁が飛び出した。三上はグッタリと力が抜けた宮部の身体を抱え直し、細い腰を引き寄せた。程よく緩んだ宮部の身体は、三上の硬い肉棒を飲み込んでいく。 　白濁を放ったばかりの宮部の身体は刺激に対して過敏になり、腰を動かすたびに声をあげ、ビクビクと震えて止まらない。