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身悶えるほどに甘やかしたい<後編> 8

 ガチガチに膨れ上がった三上の先端は、既に溢れた汁でぬめりを帯びている。宮部の熟れた尻孔にあてがうと、細い身体を震わせた。先端を上下に擦りつけ、これからここに挿れるぞと宮部の身体に覚えこませる。  カタカタと震える腰を引き上げて、ゆっくりと挿入を始めると、そこはきゅうと締め付けてくる。 「結音、力を抜け」  屹立を抜き、宮部の両足を持ち上げて自分の肩へ乗せて体勢を変えてから、内腿に口つけた。白く滑らかな肌に、花びらを散らす。  再び腰を引き寄せて、そのままぐっと先端を押しあてた。ローションの滑りとともに、内壁を押し広げながら腹の中へと侵入していく。 「ああっ、あ、あ……っ」 「痛くないか」 「あんっ、き、気持ちよすぎ、て……」  こわい、とかすかな声を出し、とろんとした表情で喘ぎ続ける宮部に安心して、今度は深く押し入れていく。自分の形を覚えた宮部の身体は、以前とは違う。入口を抜ければ、ぬるぬると三上を飲み込んでいく。中イキし続けた宮部の身体は過剰に敏感で、擦っただけでもガクガクと震えながら声をあげる。  その姿はあまりにも淫らで、気を抜くと三上の方が先に達してしまいそうになる。 「動くぞ」  宮部の頬を撫でてから、細い腰を両手で押さえつけ、引き抜いた屹立を再び押し込めた。ブチュブチュと水音とたてながら腰を強く打ち付けると、宮部は口元を両手で塞ぎながらも声を漏らす。 「ふっ、ああっ……」  腰を大きくグラインドし、打ち付けるたびに宮部の身体はビクビクと跳ねる。根元までしっかりと押し込めて、小刻みに腰を揺らせば、すすり泣くような声を漏らした。 「結音、どうした」  腰の動きを止めずにキスをしながら囁くと、宮部は再び首筋にしがみつき、三上の耳元で喘ぐ。それに煽られて腰の動きも早まっていく。 「気持ち、良すぎて……おかしくなっちゃうっ……!」 「おかしくなって、もっと乱れたお前を見せろ」

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