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番外編 バカップル

夜になって、お風呂から上がりパジャマの代わりにハルの服を着た。これで少しは眠れるかもしれない。 「んー······ふふ」 抱きしめられてるみたい。ほわほわした気分だけど、やっぱりエッチな気分になる。 今この部屋には誰もいないってわかってるのに、辺りを見渡して、履いていた下着の中に手を突っ込んだ。 自分でペニスを扱いて気持ちよさにくぅって喉が鳴る。 「ぁ、んっ」 すぐに濡れてきてグチュって音が鳴って恥ずかしいけど、気持ちいいからやめられない。 「はぁ······っ」 後孔がジクジクと疼き出した。下に履いていたものを全部脱いだ。反対の手を口に咥えて、唾液で濡れたそれを後孔に持っていった。周りを撫でてゆっくりと指を沈めていく。 「ぁ、あ······!」 気持ちいい。 ハルの服に顔を押しつける。 「んっ、んぅ······!」 体がビクビクする。 このまましてたらシーツが汚れちゃうのはわかってるけど、今更止められなくて後孔に埋めた指を動かして好きな所を触る。 「ひっ、ぃっ、ぁ、んんっ!!」 あ、イク。 体に一気に力が入って、ゆっくりと脱力する。 どうやら中で達したみたいで射精はしていない。 「ひぁ、はぁっ」 誰にもバレないように静かに荒く呼吸を繰り返す。 指を抜いてハルの服を抱きしめる。 時間はもう夜中の0時で、早く帰ってこないかなぁと思っていると、うるさい足音を立てながら部屋に誰かが入ってきた。 「陽和ぃっ」 「っわ!は、ハル!」 慌てて起き上がり服を着ようとしたけど、時既に遅し。布団を捲られて俺の醜態が晒されてしまった。 「って、ハルお酒臭いっ!」 「んー、お前自分でシてたの?あ、俺の服じゃん。寂しかったのかぁ!」 ベロベロに酔っ払っている。脱いでいた下着を掴んでベッドから離れようとしたけれど、そうするより先にハルに手を掴まれてベッドに押し倒された。 「陽和ちゃーん、寂しくねえぞ〜。」 「この酔っぱらいっ!離れろ!」 「そんなこと言って、触ってほしいんだろ?」 「っああ!」 無遠慮に後孔に入ってきた指。そのままグチグチと弄り出す。 「ぁ、あ、やだっ!やめ······っ!」 「はぁ、飲みすぎてやべえ······ゲロったら悪い。」 「無理!無理無理!離れて!」 「すげえ締め付けてくるな、可愛い。」 意思の疎通ができなくて困る。ハルがこれだけ酔っ払っているのは珍しい。 「あ、あぁっ、ハルっ!」 「んー?陽和、キスして。」 「んっ、する、するから、待ってよっ!」 「待てない」 「ひっぁ、も、う······バカっ!!」 暴言を吐いたけど、結局俺も気持ちよくなってて前立腺を引っ掻かれると背中が弓形に反れた。 「あぁっ!や、めぇ······っ、ふぁ、あ······!」 「陽和、入りたい。入れていい?」 「んうぅっ!ぁ、も、もう脱いでるじゃんかぁっ!」 「うん、だから入らせて。」 勃起したそれを後孔に宛てがわれる。 何でそんなに興奮してるのかわからないけど、ハルが楽しそうだからもうなんでもいいか。 「ぁ、ぐぅ······っ」 「ん、まだちょっとキツい」 「はぁ、はぁっぁ、あ!ち、乳首、やだっ!」 「何で、好きじゃん。てかこっちドロドロ」 乳首にペニスまで触られてもう頭がぐちゃぐちゃになる。相変わらずハルのは大きくて、ゆっくりと半ば無理矢理中を開いて入ってくるし、ペニスも先ばかり触られて辛い。 「い、いく、いく······ってばぁっ!」 「いいよ」 ゆっくりと入ってきていたそれが、いきなり奥まで入ってきて、乾いた息が漏れる。衝撃と奥を突かれた快感に意識が一瞬飛んだ。

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