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第27話 R18
何も抵抗することは出来ずにただひたすらにハルから与えられる快感に啼く。
「あ、っ、うぅ···っ!」
さっきからハルは一言も話してくれなくて、お仕置きなんていうから、やっぱり怒ってるんだと思う。
「ひ、ぁ···あ、ハル、ハルっ」
名前を呼んでも返事はなくて、その代わり濡れた指を後孔に入れられた。
「あ、ああっ!···や、ぁっ」
「あいつらに触られたか?」
「な、ないっ、そんなの、してないっ!」
「じゃあ、これは」
「っう···ぁ···」
モノをぐっと掴まれて腰が引けた。
「どこも、触られてないっ」
「キスはさせただろうが」
「あ、れはっ···ひっああっ!」
中にある指が動き出して前立腺をグリグリと触る。突然来た大きな快感に我慢できずにモノから欲を吐き出してハルの手を汚す。
「は、っひ、っ、ぁ···」
中だけでイクのは辛い、だから続けて中でイクなんて嫌なのに、ハルの手はまた前立腺を強く触った。
「ああっ!!や、やだ、待って、やだぁっ!!」
嫌だって言ってるのに許してくれなくて、続けて中で達してしまう。意識が飛びそうになって、それを堪えて「ひ、っ···」と声を漏らすと両足を大きく開かされてそこにハルが入ってくる。
待って、待って、今は入れないでと伝える前にハルのモノが後孔に触れる。
「力ぬいとかねえと辛いぞ」
「ま、っ、アァ────ッ!!」
一気に奥まで貫かれた。
今度こそ頭の中が真っ白になって意識が飛んだ。
なのにすぐに大きな快感に起こされた。
「ひぁぁっ!!や、やぁっ、待ってぇ···ッ!」
「待たねえよ」
もう何が何だかわからないような、ただハルに揺らされていつの間にかまた欲を吐いて、永遠と気持ちいのが続いてる。
「あ、あっ、あっ···!」
パチ、パチっと肌がぶつかり合う音がなって、それから卑猥な水音と、ハルがたまに息を詰める音。
それが余計に快感を増幅させてるような気がしてならない。
「あ、ぅ···ハル、ハル、キスしたい···っ」
「ああ」
前に屈んでキスをしてくれたハル。
嬉しくて、目尻からポロポロと涙が零れる。
「陽和、ちょっと我慢な」
「え?···ひっ!あぁぁっ!!」
突然激しく律動しだしたハル、それから間もなく俺はまた達して、ハルも俺の中に欲を吐き出した。それから「はぁ···」と息をついたハルは俺の手の拘束を外して抱きしめてくれる。
ハルの逞しい首が目の前に晒されて思わずゴクリと唾を飲んだ。
「あ、は、ハル、ここ、キスマークつけていい···?」
「ああ」
首筋に舌を這わせて、下に下に降りて、鎖骨より少し上辺りに唇を寄せてキスマークを残す。赤くなったそこが愛おしくて指で撫でると髪をグイッと引っ張られ上を向く。
「い、った」
その間にハルは俺の胸あたりに顔を埋めていくつものキスマークを残していく。途中思いっきり噛まれて本当に血が出るんじゃないかと焦った。
「···これ、隠せないよ···」
「隠さなくていいだろ」
最後に唇にキスをして、それからゆっくりと中に埋まっていたモノを抜いていく。
「んっ、ん···!」
「風呂行くぞ」
シーツで体を包まれて、抱き上げられる。
「ちょっと待って!見られたら恥ずかしい!!」
「じゃあ顔隠してろよ」
「そう言うことじゃないよ!!」
ハルには恥ずかしいなんて通用しないらしい。
結局そのままお風呂に連れて行かれて、綺麗に体を洗われた。
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