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第36話 R18
もう嫌だと陽和が涙を流しながら首を振り拒絶する。
そんなこと言われても、俺は止めるつもりはさらさら無いから陽和の後孔に埋めた熱をグチュっと音を立てて動かした。
「あ、あぁっ、!!」
「はっ、っ」
「や···また、イっちゃう···も、い、やぁっ」
うつ伏せにさせて尻だけ高く上げさせた状態で、背中を手で押さえ込みガツガツと奥を突けば尻だけで達した。これで何度目だ?
快感をどうにか散らそうと腰を振るそんな厭らしい姿が堪らなくて前に屈んで綺麗な背中に何度も唇を落としては赤い印をつけた。
「ん、っん、あ···あぁ···!」
「こら、触るな」
自分の手で自身を扱いてそこで達しようとする陽和の手を掴みベッドの隅に投げてあった服で両手を背中側で縛る。
「やぁっ···!ひっ、はぁっ、ん···アァ──ッ!!」
シーツに顔を押し付けてえぐえぐと泣く陽和は俺の加虐心を煽ってくる。
「陽和、もう2度とあんなこと言うんじゃねえ」
「ひゃ、あっ、ああっ!!」
「聞いてんのか」
「も、う···許してぇっ」
またイきそうになっているようで、俺のモノを締め付ける力が強くなる。
「あ···あっ、ハルぅっ」
「お前は誰のものかちゃんと言えたら許してやるよ」
「あっあっあ───ッ!!お、俺···はハルの、っハルの、だからぁっ!」
「ああ、お前は俺のものだ」
「ひっ···も、あ···あっ、イ、イク、イクッ!!や、あぁぁ、ァア────ッ!!」
「っ」
一際大きな締め付けが襲ってきて陽和の中に欲を吐き出した後、ガクッと陽和の力が抜ける。
ズルッと中から物を抜いて陽和の顔を覗き込むと涙と涎でぐちゃぐちゃになった顔で眠っていた。
「···やり過ぎた」
その顔を見てさすがにそう思った。
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