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第88話 R18

陽和に俺の首に腕を回させたまま、そっと手を動かして陽和の履いていたスウェットと下着の中に手を入れ、濡れてもない後孔を指でクッと押す。 「ひっ!ぬ、濡らして···っ」 「そうだな」 どうやら後孔が固く閉じていたからそこを一人で弄ったりはしなかったらしい。そっと手を抜いて指を陽和の口の前に持ってくると躊躇うことなく口内に招き入れて舌を使い俺の指に唾液を絡ませる。 「ん、ふっ···」 「フェラしてるみてえなだな」 「あ、んぅ」 痛いのが嫌で一生懸命舐める陽和。指を動かして上顎を擦ったり舌を押さえつけたりすると嬉しそうな表情をして既に勃ってるペニスを俺の太ももに擦り付けてくる。 「気持ちいいか?」 「ん、んっ」 指を引き抜くとちゅぽっと小さな音がした。そのまま今度こそ指を後孔に持って行き中に埋める。 「ひぁ、あぁっ···!」 「狭いな」 指一本でもキューキューと締め付けてくる。 陽和もそれがわかって恥ずかしいらしく、強く抱きついてきては甘い声をだした。 陽和の感じる場所に触れながら確実に中を広げていく。立っているのが辛くなったようでベッドに移動して足を大きく開けさせた。 「や、ぁっ!恥ずかしいっ」 「今更だろ」 「きゃ、ああっ!そ、そこ、だめぇっ···!」 中にある痼り、前立腺をグリグリと刺激すると目を見開いて涙を流し背中を浮かせる。どうやら後ろだけでイったようでそのままそこを弄ると「苦しい」と言って俺の腕を掴み「やだぁ!」と首を振った。 「あ、はぁ···はぁ···ん、んぅ···」 陽和の中から指を抜いてもう少し濡らさないと、とローションを取り出し中に直接入れることができるノズルをさし込むと驚いて悲鳴に似た声を上げる。 「な、なにっ、なにっ!!」 「ローション」 「ひぃぃっ!ぁ、つ、めた···んんっ、あっ、あ、い、く···っ!」 直接中に注ぎ込めばその感覚で達したようで体をガクガク震わせる。 そっと二本指を入れて狭い後孔を解すことに専念すると陽和が泣きながら「早くぅ···」と言い出して、「まだダメだ」と言いながらもう入れてしまいたい自分がいる。 けど、傷つけたいわけじゃないから欲を堪えてそっと陽和にキスを落とした。

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