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第90話 R18

陽和がいいよ、と言うまで待ってからそっと腰を動かす。ギリギリまで抜いてそれからまた奥までグッと挿れる。 「ひ、ひっ、ぁあっ!」 「陽和···」 「あっうぅ···っ、あ─っ!イク、イク···イクッ!!」 背中と首を反らして喉を晒す、男の象徴ともある喉仏に軽く噛み付いてやると「ヒッ!」と声を漏らしてまた達した。 「ふぁ···あ···」 「さっきからイきすぎだぞ、お前」 「だ、ってぇ、気持ちいいん、だもん···」 赤くなる頰にトロンとした目。陽和の腕を離させてベッドに縫いつけ、頰を撫でると気持ちよさそうに目を閉じてそっと俺の手を掴んだ陽和はそのまま口元に持って行き何度もキスをしてくる。くすぐったいけど、じんわりと広がる暖かさににやけてしまう。 「んー···ハルの手、好き」 「何お前、煽ってんの?」 「そうかも」 ニッと笑ってそれから「ハルのこと、大好きだよ」と唇にキスをされる。 「もう、どうなっても知らねえからな」 「え···、あ、あぁっ!!」 律動を開始すると同時、甘い声を上げ涙を流す陽和にそっとキスをして奥まで中を犯した。

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