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第137話 R18
「気持ちいいよ」
「ふふっ···あ、ン···」
「動けるか?」
「···あ、ちょっと、待って···」
俺の腹に軽く手を置いた陽和は蕩けた顔で俺を見てへにゃりと笑う。
「気、持ちよくて···」
可愛いなぁと手を伸ばせば、背中を少し屈めた陽和の頬に掌が当たる。
「ハル···好き」
その言葉が嬉しくて、小さく笑えばそれが振動となって陽和の中を刺激する。
「あ···っ、ん!」
陽和の手が震えている。
その手に触るとゆっくりと動き出した。
俺にはちょっと物足りないけれど、陽和が感じて泣きそうになっている姿を見ているだけで、満たされる。
「あ、ぅう···あ···」
いい所に当たってるようで背中をビクビク震わせる。それから動きが小さくなって荒く呼吸をする陽和の頬にキスをする。
「陽和、もう無理?」
「···は、ぅ···で、きるっ」
ゆっくりと上下に動いて、少しして1度達した陽和。
俺の上に倒れ込んできたから、そのまま腰を押さえつけて下から突き上げる。
「あっ、あ、あっ、!」
「こら、逃げるな」
「や、やぁっ、だって、いった、ばっかりぃっ」
腰を上げて衝撃を減らそうと逃げる陽和を、起き上がり、陽和を押し倒すことで防ぐ。
「あっ、だ、だめ···だめっ、ハル、痛いでしょっ」
「我慢出来ねえよ」
「う、ぁ、ああっ···!」
散々、陽和を抱いて陽和が「もう無理」と本気で言い出したからそっとモノを抜く。
はぁ、と息を吐いて陽和の頬を撫で、キスをする。
しばらくすると背中が痛み出してベッドに寝転んだ。
「ハル···?」
「大丈夫」
「く、薬、飲もう?」
病院を出る時、痛み止めをもらっていた。
陽和が取ってくれた薬を飲む。
「痛い···?」
「大丈夫だって」
心配そうに俺の顔を覗いた陽和に笑って見せた。
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