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第172話

ベッドに座って待っていると、ドアがゆっくり、こっそりと開く。 そこから顔を覗かせた陽和。髪はまだ濡れていて、俺を見る目もそうだった。 服はしっかりと着ていて、すぐに脱ぐのにってクスリと笑ってしまう。 「陽和、こっち来い」 「うん」 陽和の持っていたタオルで髪をわしゃわしゃと拭いてやる。目を閉じて大人しくしてる陽和が可愛くてそのままキスをすると、驚いて目を開けた陽和が顔を真っ赤にした。 「あ、ぁ···」 「もう髪も乾いただろ」 「ハル···あの、久しぶりだから···優しく、してください」 「俺が優しくしなかったことなんてねえだろ」 もう1度陽和にキスをしてベッドに押し倒した。 舌を絡ませあって、しばらくして離れるけど、「やぁ···っ」と俺の首に腕を回して離れられなくした陽和に熱が籠る。 「まだ、キスするっ」 「ああ。まだな」 もう1度唇を合わせて、その内に陽和の服の裾から手を差し入れた。久しぶりに触る体に歯止めが聞かなくなりそうだ。 「ふ···ぅ、ぁ···」 「陽和、万歳して」 「ん」 上の服を脱がせて、首にキスを落とし、それから下に下がって乳首に触れた。乳首はとっくに固くなってて舌で舐めると陽和が小さく声を漏らす。 乳首を触るのはそこそこに、また何度も唇を落としながら下に下がり、下着と一緒に、陽和の履いていたリブパンツを脱がせて足を左右に開かせる。陽和のペニスはもう勃起していて内股に唇を押し当て強く吸うとキスマークが綺麗についた。

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