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第193話 陽和side R18
ご飯を食べ終わって、ハルと一緒にお風呂に入った。
ハルの体を見ているだけで、変な気持ちになっちゃう俺は極力ハルを見ないようにして。
お風呂から上がって服を着ていると「それ、いらねえ」と下着とスウェットのズボンだけ履いた俺を同じ格好をしていたハルに腕を掴まれ部屋まで足早に連れて行かれる。
「ハル?──んっ」
部屋についてハルの名前を呼べば、突然キスをされて、ハルの熱い舌が口内に入ってきた。
いつもこれだけでトロトロになっちゃう自分は、負けちゃ行けないって何故かそう思って、ハルの胸倉の首に腕を回して自分からもハルを攻めていく。
「んっ、ぅ···ぁ、ハル、もっと···」
「ああ」
でも、そんなのハルにはあまり意味が無いらしい。
寧ろかっこいい笑顔で目を細めて俺の頭を撫でてくる。
「ふっ、ぁ、はぁ···」
「陽和、ベッド行こう」
「うん」
2人でベッドに移動して、ハルに押し倒され寝転がる。
ハルの手がお腹を撫でて、次に乳首に触れる。
「あ···」
「お前、もうここも感じるもんな」
「ハ、ル」
「痛い方が好き?」
「あ、やだっ、あ···!」
ギュッと乳首を摘まれて背中が軽く反れた。
自ら胸を出すような格好になってしまって、ハルはそれを見逃すこと無く、乳首を舌で舐めてくる。
「は、ぁっ、あ···」
ムクムクと既に反応しているペニスにも触って欲しくて、腰が勝手に動いてハルの足に擦り付ける。
「触ってほしい?」
「ぅん···さ、わって···いっぱい、触って、気持ちよくして···」
「お前、今日本当やばい」
「やばいって···何が···?」
「自覚ねえのかよ。···まあいいか」
ハルの手がスウェットの上からペニス撫でた。
気持ちいいけれど、もどかしい。
ちゃんと触って欲しくてハルを見つめると、クスッと困ったように笑って、スウェットと下着の下に手を入れて、ハルの大きな手が直接ペニスに触れた。
「ぁ···あ!」
「気持ちいいか」
「きもち、い···あ···ぅ、はぁ···ンッ」
ハルが空いていた手で俺の髪を撫でる。
かと思えばその手はすぐに離れていって、ハルも体を下に下にずれていく。
「ぁ、待って、やだ···!それ、やめてっ、恥ずかしいよぉっ」
スウェットと下着をずらされ、現れたペニスをハルの舌が舐める。そのままそれを口に含んで熱いその温度に俺はただ感じて震えることしか出来ない。
「ひ、んっ、あ、あ···!」
「ん···はぁ···」
「ハル、あっ、音、やだぁっ」
ジュルっとか鳴る、そんな音が恥ずかしい。
ハルの髪を掴んで嫌だって言っても口を離してくれることはない。
「ぁ、あ···はっ、は───あぁっ!!」
ハルの指が突然後孔に挿れられて、声も出せずに達してしまう。
「あ、ぅぅ···」
「んっ···はぁ、中、入れただけでイっちまったの、お前」
「あ、あ···の、飲んだの···?」
「ああ。」
「何で飲むの···!」
「何でって言われてもな。まあ、今はこっちに集中しろ」
「ひっ、あ!」
中にある指が動いて気持ちいいところを擦る。
ダメだ、何だかいつも以上に感じてしまって、若干の恐怖すら感じてしまう。
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