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第197話 R18

*** そんな幸せな時間の後、そういうムードになって俺はハルの体に触る。 「んっ、ん···っう、」 「足閉じるな」 「や、ぁ···奥、きてる···っ」 「奥好きだろ」 「ふっ、ぅ、う···ぁあ───ッッ!」 ハルのが今までに入ったことが無いところに入ってる気がする。そう感じた時には達していて体がビクビクとはねた。 「あ、や···だ···ハル、待って···ぇ」 ハルに待ってと伝えるために伸ばした手に光る指輪。 その手を掴んだハルは優しく笑って俺に手にキスをした。 「ここ、まで来てるの···」 「怖い?」 「ううん···ハルだから怖くない」 ハルが背中を屈めてキスをしてくれるけれど、中に当たる角度が変わって、また新たな快感が生まれる。 「ひぃっ、ぁ···んっぁ」 「っ、」 「や、ぁっ、まだ···動か、ないでよぉ···」 ゆっくりハルが動き出した。 まだ慣れてないそこに触られるのはやっぱり少し怖くて、ハルと手を繋ぐ。 グッと腰を引いたハルが思い切り中を突いてきて背中が反れた。ああやばい、多分これはおかしくなっちゃう。 「───ひぃっ、あ、あぐっ、ぅああ!!」 キスをされて送られてくる唾液が飲み込むことが出来なくて口の端から垂れていく。 「ぅ、う···ぁ···」 知らない間に達してしまっていて白濁とした液がお腹を汚していた。 ハルが息を詰めたかと思えば中に熱い感覚がして、ハルも気持ちよくなってるんだとわかる。 中からペニスを抜いたハルは、そのまま俺の体をうつ伏せにさせて、後ろから奥まで一気に突いてきた。 パチュパチュとなる音が恥ずかしい。俺に覆いかぶさったハルは俺の背中に何度もキスをして痕を残していってるのを小さな痛みを感じて気付く。 「う、やぁっ、あ、あっ!!」 目の前がチカチカとして、今、絶対落ちた。 目を開けるとハルが俺の中で達していた。 どれくらい落ちてたのかわからないけど、もう力がうまく入らなくて、ゆっくり顔だけ振り返ってハルを見る。 「ハ、ル···待って···」 「ん···」 ゆっくりとハルのが抜けていって、それと同時に後孔からハルの出した精液が溢れていった。 「もう、無理···今日は、無理···」 「お前、落ちてたもんな」 「···気付いてたなら、止めてよ」 柔らかく笑ったハルは俺の頬をするりと撫でてそのまま、またキスをした。

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