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第200話 R18

ちゅ、ちゅ、とそれに唇を寄せて、ゆっくり口に含む。 前にやったことはあるけれど、その時ハルは気持ちいいって言ってくれた。 「はぁ···最高」 「んっ、ふ···」 裏スジを舌で強めに撫であげて、先端をグリグリしてみたり、カリの部分を舐めて、また口の中に含み出したり入れたりする。だんだんと俺の唾液だけじゃない、ハルが気持ちよくなってくれてる証拠も溢れてきて、俺までがクラクラと気持ちよくなってきた。 「あぅ···んっ、ぅ···ハル、気持ちい···?」 「ああ、気持ちいいよ」 髪に指を差し入れてグッと引き寄せられる。 口の中にあったそれが喉の奥を突いて嘔吐きそうになるのを堪えた。 「ぅ、う···」 「でも、もっと」 「ぁ···ぅ、う···!っぐぅ···!」 苦しくて、ハルの膝を叩いて抵抗した。 パッと手を離してくれたハル、すぐに口からそれを出して呼吸を整える。 「ひど···」 嘔吐いたことで涙が出てきて視界が歪む。 ハルはニヤニヤと笑っていてイラッとした。 「何で笑ってるの、俺、苦しかったのに!」 「とか言いながら勃ってんなぁと思って」 「あっ、ひぃっ!!」 ハルの足が勃っていた俺のペニスをグリッと刺激した。 その途端達してしまって履いていた下着が濡れて気持ち悪くなる。 「あっ、あ···やだぁ···っ」 「今のでイったのか?」 「ああ!やめ、やめて···ひっ、あ、あ!」 グリグリとまた足を動かしたハル。 下着の中はぐちゃぐちゃでその音が聞こえて恥ずかしい。 「あ、あぁっ、やだぁっ、はる、ハルぅ、」 「はぁ、可愛いな、本当」 俺を無理矢理立たせたハルはそのまま俺の履いていた服を下着と一緒に脱がせる。 下着を脱がされたと同時、タラりと垂れる精液が恥ずかしくて「やだ」と言えばまたハルがニヤニヤと笑った。 「ここ、来い」 「···お、俺がするって言ってたのにっ」 「それはまた今度な」 「あっ」 ハルの座っていたハルの肩に手を置いて膝立ちになる。 お尻に手が回されていつの間にかローションで濡らされた指が中に入れられる。くぅっと喉がなって首を逸らすと自然と胸を突き出すような形になって、ハルが俺の乳首をペロッと舐めた。 「あっぁ···気持ち、ぃ···」 「ここ好きだろ」 「ひゃっ!あ···ぃ、いい···そこ、好き···」 中が何度もうねうねと動いているのがわかる。 「陽和」 「ぁ、何···?」 「今日は俺の好きにしてもいいか」 「な、何、どういうこと···?」 ハルの空いていた手が頬に添えられて引き寄せられキスをされる。 「最高によくしてやるから、俺の好きにさせて」 何をされるのかわからないけど、ハルは俺に痛いことはしない。そう思ってゆっくりと頷いた。

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