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第201話 R18
確かに痛くはない。
けれどそれに似たような辛さに俺は涙を流して耐えるしかない。
「あっ、あー!!やだ、イきたいっ、イかせて···っ!」
「まだダメ」
ハルは俺のペニスを強く掴んで射精できないようにして、それからどれくらい経った?もうわからない。
「陽和じっとしてろ」
「な、に···もうやだ···イキたいよぉっ」
「大丈夫だって。気持ちよくなれるから」
頭で考えることは出来なくなって、その先の気持ちいいことだけを欲する。だからろくな抵抗もできないし、じっとしてろもくそもない。
中で動く指は何度も俺のいい所を触って中では何度も達してる。けれどそれは苦しくて荒く息を吐きながら体を捻り嫌だとまるでうわ言のように口から零れる。
「ぁ、あ···ゃ···はる、や···ぁっ」
「何?」
「あ···ぇ、あ、中、ハルの、ほしい···」
「俺の欲しいの?」
「うん···うんっ、だからぁっ、だから、早くして···っ」
指がゆっくり抜けて、代わりにそこに熱が宛てがわれて、ゆっくり入ってくる。
「あ、あっ···あぁ···!」
「はぁ···き、っつ」
「あっうぅ···!」
気持ちいいのと、気持ちよすぎて苦しいのとでハルの背中に手を回して爪を立てた。
「陽和、力抜いて」
「ぁ、む、り···」
そう言うと俺のペニスを掴んでいたハルの手が上下に動き出す。気持ちいいのが広がって、弾ける。
「ひっ、い、あぁあっ!」
「はぁ···」
一瞬力が抜けた時、ハルが奥まで入ってきて背中が弓形に反れた。
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