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52.だから駅弁はだめだって
ディルドで尻穴をぐぽぐぽされ始めた頃に安田が戻ってきた。
ベッドにうつ伏せて尻だけを持ち上げた格好である。まんぐり返しで尻穴をほぐされるのも好きだが、この如何にも穴さえあればいい感が背筋をぞくぞくさせるのでたまらない。感じるたびに身体がびくびくと跳ね、シーツに乳首が擦れてしまう。それにも感じてしまってどうしようもなかった。
「んっ、んっ、んんっ……」
「おー、いいかんじに熟れてるなー」
「もう少しだけほぐしますね」
「ひぃんっ!」
ぐりん、とディルドを回されてびくーっと身体が跳ねた。
「岡ってさ、もし智のメス穴ががばがばになっても愛し続けられると思うか?」
「僕たちのせいでがばがばになるんですから一生面倒看ないといけませんよね。下 の世話だってなんだってしますよ」
「だよなー」
安田は岡に確認しただけのようだった。できるだけがばがばにならないように体操するから手伝ってほしい。
「んっ、あんっ……はや、早くっ……」
せっかく安田が戻ってきたのだ。太くて長いイチモツで奥までたっぷり犯してほしくて俺は腰を揺らした。
「淫乱ですね。この男を惑わすメス穴めっ!」
「あひんっ!」
ディルドをぎりぎりまで抜いて一気にずぶっ! と突き入れられる。太さも長さも足りないが岡にされているというだけで気持ちよかった。
「しょーがねーよ。大学の頃から自分でアナニーしてたぐらいだもんな。もっと早く知ってりゃあ朝から晩まで毎日延々犯してやったのによー」
安田のぼやきに尻穴がきゅんとした。大学時代ならもっと時間があったからそれこそ日がな一日セックスできたと思う。夏休みの間中イチモツで貫かれるとか想像しただけで鼻血ものだ。
「先輩期待してますねッ!」
「ひぃいんっ!?」
ディルドの限界まで突き刺したままぐりぐりと乱暴に回される。中が抉られて超気持ちいい。
「そろそろよさそうです。安田さん、駅弁できそうですか?」
「ああ、問題ないぜ」
「じゃあそれでたっぷりこの淫乱メス穴を躾けてやってください」
「おう」
「えええ……」
ディルドがずぼっと抜かれ、仰向けに返される。そして身体を斜めに起こされた。
「智、覚悟しろ。奥じゃなきゃ感じないぐらい抉ってやる」
「え、ちょ、待っ……あああああっ!?」
ずぶりっ! とコンドームをつけた安田自身を突き入れられた。もちろん一回では入りきらないのでずぶっずぶっと何度も抉られる。
「ひぃんっ、あああっ……」
安田でしか届かない奥まで開かれる感覚にぞくぞくする。
「智、しっかり掴まれ」
「え? いや、いきなりは……」
奥まで貫かれて吐息をついたところで安田に抱えられた。
「あひいいいいいんっっ!?」
ずどん! と奥に衝撃が走る。俺は安田に抱きつきながらイッてしまった。
「お、イッたか。まだ始まったばかりだぞ?」
そう言いながら安田は俺の身体を揺らす。
「ひぃんっ、やっ、やめっ、おくっ、へんっ、へん、だからぁっ……!!」
「もっとおかしくなれよ」
立ち上がった安田の太い腕に両足をかけた状態でゆっさゆっさと揺らされる。つながっているところにダイレクトに刺激がくるので俺はもう涙と涎を垂らして喘ぐことしかできない。
「駅弁でどうにもならない先輩、すっごくかわいいです」
「ひぃんっ、ひぃんっ、尻、尻がああああっ!」
「毎回駅弁できるぐらいに俺も鍛えなおさないとなー。やっぱ智のメス穴はサイコーだ」
前にもされたがわけがわからなくなってしまうから駅弁は勘弁してほしい。
ずぶっずぶっずぶっずぶっと更に奥まで抉られるかんじがたまらない。安田が動くたびに中が刺激されて「尻がぁあああ!」な状態である。意味わからん。
安田はひとしきり俺を啼かせた後、俺を壁に押し付けてずぼずぼずぼずぼっ! と激しく出し入れをし始めた。
「あひっ、ひぃんっ、またっ、またイッちゃ、イッちゃうううっ!!」
「いくらでもイケよッ!」
「だめっ、尻、壊れ、るッ……!」
「うるせえ! 感じまくってろ、この淫乱メス穴がっ!」
ギラギラした目でイチモツをごすごすと突っ込んでくる安田に罵られるのがたまらない。
「あっ、イクッ、またっ、あひいいいいいいっっ!!」
「……く、うううっ……!!」
俺がイッた後安田もようやくイッたらしい。抱えられたまま今度は優しくベッドに下ろされた。
俺が壁に押し付けられてずぼずぼ犯されている間に岡はシャワーを浴びてきたようだった。
「先輩、すごい乱れっぷりでしたね。素敵です……」
「んっ、ああっ……」
安田の長いのがずるりと引き抜かれる刺激にも感じてしまった。今度は岡のぶっといので開かれるのだと思ったら目が潤んできた。
「当座は僕の家で一緒に暮らすとして、そのうち安田さんも一緒に住めるようにきちんと家を探しましょうね」
「ん……あああんっっ!!」
岡はそんなことを言いながら俺のほころんだ尻穴にイチモツをずぶん! と突き入れたのだった。
もうなんていうか、天国です。
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