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53.想われすぎて
岡にずっこんずっこん拡張されて開ききった穴をまた安田のイチモツでぐりぐり抉られる。安田は明日仕事だから1時には寝ると言い、ギリギリまで俺の尻穴を犯していた。こんなに奥をずっと開き続けられたら奥だって締まらなくなるじゃないか。
「あんっ、あんっ、あんっ、ふかっ、ふかいいいいっっ!!」
強く抱きしめられながらごりごりと奥を拡張され続けるのはとても気持ちよくて、怖い。俺の身体が軋むほどきつく抱きしめ、限界まで腰を押し付けて安田がイッた。
「はああああんっっ!」
俺はイキッぱなしでされるがままだった。奥の快感すごい。
身体を動かすのもおっくでそのままうとうとと意識を手放した。
翌朝目が覚めると安田がいなかった。
「急いで戻ってくるそうですよ」
先に店舗に寄ってから現地に向かうので面倒なようだ。
「帰ってきたらすぐヤるから、この淫乱メス穴をたっぷり開いておけだそうです」
「そんなっ……。あっ、あっ、あっ……」
そんなこと言われたら感じてしまうじゃないか。
正常位で岡にずっこんばっこんされる。朝は感覚が鈍くてふわふわしているからけっこう激しくされても腰が喜んで揺れてしまう。もうなんていうか最高の生活だ。
朝の一発を終えて岡が用意してくれた遅めの朝食を取り、食休みをしてから中を洗浄した。なんか中をキレイにしないと落ち着かない。
そうして中を洗ったらヤることは一つだ。
ずっと広げられていたからそんなに慣らす必要もないだろうに、キレイになった尻穴を岡が舐めまくる。やっていることは尻穴にディープキスである。気持ちいいがもどかしくて尻が揺れてしまう。
「やっ、岡っ、もう欲しい……」
「キスの途中ですよ。先輩はあんあん喘いでいてください」
岡も安田も実は俺が好きなんじゃなくて俺の尻穴が好きなだけなんじゃ? まぁそれはそれでいいけど。
さんざん焦らされて、岡のイチモツをずぶん! と突き入れられて啼きまくった。もう全然俺自身は触れられることもなく尻穴と乳首の刺激だけでイキまくってしまう。
土曜日はそんな爛れた日中を過ごした。
もうそろそろ夕方かと思う頃、やっと安田が戻ってきた。奴はものすごく不機嫌そうで、
「おかえり?」
「嵌めさせろ」
開口一番ただいまでもなく、岡がイッて空いた穴に、ずぶりっずぶりっとすでにギンギンに硬くなっているイチモツを突き入れた。
「ああああっ!」
「やっぱこれだよこれ! 今夜は抱き潰してやる! おい、岡。明日もいいか?」
「明日は休みになったんですよね? いいですよ。先輩をヤりまくりましょう」
いくら岡ので開かれているからといって奥は閉じているのだ。そこをがんがんに突かれたものだから俺は涙と涎をこぼして喘ぎまくった。
で、落ち着いたところで身体を洗ってもらい(もう足がくがくして動けなかった)、すっきりしたところでやっと台所へ移動した。岡が簡単に夕飯を用意してくれる。
「……なんかあったのか?」
「見合いだよ、見合い」
「ええ?」
「えー……俺らもうそんな年だっけ……?」
「智……そういう問題か?」
ちょっとショックだった。まだ20代なのに見合いをセッティングされるとか。
「親戚に頼まれたんだとよ」
安田は忌々しそうに吐き捨てた。
「で、どうしたんです?」
岡がさらりと聞く。
「もちろん断わったさ。店は俺が継いだって兄弟も多いしな。俺の後は兄弟の子でいいだろ」
「安田……独身でいるつもりか?」
さすがに少し考えてしまった。
「当り前だろ。俺は智を離す気はねえぞ。もしお前が女と結婚したいなんて言い出したら監禁してヤりまくってやるからな」
「えええええ」
なんという暴君。
「そうですよ、先輩。今更僕たちを捨てようなんて思っていませんよね?」
岡の目がコワイ。
「そんなことしたら、監禁してずっと”お仕置き”しちゃいますよ? 女性になんて勃たなくしてあげます」
「……あー、うん」
もう多分勃たないと思う。AVで勃たなかったし。あ、でも胸に目がいくのは勘弁してほしい。
「お前らこそ、俺をこんな淫乱にした責任取れよ。捨てるなんて許さないからな」
「高校からの純情舐めんなよ」
「ジムでずっと見てました。負けません」
そんな風に盛り上がったらやっぱりまたベッドへ直行だろう。食べ終えた後の片付けもそこそこに準備をしはじめてしまう。
見合いについての詳しい話はいずれ聞くとして、俺を抱き上げた安田の首に腕を回し、またずこばこ犯されに行くのだった。
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