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大掃除をしてみたら 後編

 食休み中も食休みじゃなかった。ソファでのしかかられ、二人がかりで乳首を舐められた。 「んんっ、あっ……はぁんっ……」  二人の頭を撫でながら、ちゅうちゅう吸われたり、甘噛みされたり、べろべろ舐められたりする。この短期間で大きくなったとは思うが所詮は乳首である。何が楽しいんだかわからないが気持ちいいからまぁいいか。 「智のおっぱいだいぶ大きくなってきたな~」 「感度もいいですしいじりがいがありますよね。先輩がここだけでイクようになったらもっとかわいいのに……」 「んっ、いや、無理ぃ……あんっ!」 「決め付けないんですよー」  全然食休みにはならなかった。散々いじられた乳首がぷくん、と色づいてふるふる震えている。 「おー、エロいおっぱい」 「先輩外で脱いだらだめですからね」 「お前らなぁ……」  お前らがこんな乳首にしたんだろーが。  ため息をつきつつ尻の中を洗浄しに行った。  戻ると岡に口付けられ、俺の息が上がったところでシャワーを浴びに行った。今日俺の尻穴をほぐすのは安田の役目らしい。  頼むから俺のアナニーグッズをベッドに並べるのはやめてくれ。 「あのなぁ、安田……」 「今日はエネマグラとアナルビーズ使おうぜ。ディルドはしまっとくなー」  そう言いながら俺を捕まえてベッドに仰向けで転がしてしまう。これだから筋肉の塊は。  足を開き、まんぐり返しのような形にされてしまった。 「安田、これ苦しいって……」 「ストレッチちゃんとしてるか?」  そう言いながら安田は俺の尻をくぱぁと両手で開き、洗ったばかりの尻穴をべろべろ舐め始めた。 「んっ……」 「大事なメス穴だからしっかりほぐさないとな」  ニヤリとした顔でそんなことを言われて、背筋がぞくぞくした。安田は俺に見せつけるように舌先を尖らせ、穴にゆっくりと入れ始める。本当に安田の舌は長くて肉厚で、くじられているという甘い圧迫感に俺はびくびく震えることしかできない。  ぴちゃぴちゃと濡れた音をさせながら安田は俺の穴の中を舐める。 「あっ、あっ、あっ……」  びくびく身体を震わせながら安田の舌を締めつけてしまう。安田は唾液を中に送り込み、俺の中をたっぷりと濡らした。そしてローションをまぶした太い指を二本、穴に突き入れた。 「あああっ」 「舐められて感じるなんてホント淫乱メス穴だよなー。また今度たっぷり舐めさせろよ」 「あんっ、あんっ」  ずちゅっずちゅっと濡れた音をさせながら指が勢いよく抜き差しされる。気持ちいい。気持ちいいけど安田と岡ので思いっきり犯してほしい。すぐに指は三本に増やされ、中で指先を開いたりと拡張される。 「あっ、あんっ、はやくっ……」 「うるせーぞ」  安田は笑いながらそう言って、アナルビーズを手に取った。ローションを全体にまぶし、指の代わりにつぷんつぷんと入れていく。 「あっ、あっ、あっ……」 「しっかり慣らしたから簡単に入るなー」  そうして最後まで入ってしまったところで岡が戻ってきた。 「お、アナルビーズですか?」 「おう、これから引き出すとこ」  岡が興味津々というかんじで俺の尻穴をまじまじと見る。安田は俺にまたニヤリと笑うと、取っ手を持った。え、まさか。 「安田、やめっ……あああああんっ!」  じゅぼぼぼぼん! と勢いよく引き出され、俺は首を振って喘いだ。尻穴の入口が超気持ちいい。 「こういうのもいいですね。エネマはどうでしょう?」 「やだっ、安田のっ、岡の入れてくれっ! おもちゃじゃやだっ!」  感じるけどやっぱり二人のイチモツでぐちゃぐちゃにされたい。涙目で抗議すると、安田は無言で部屋を出て行った。岡はにっこりと笑んで、エネマグラを俺の尻穴に突き刺した。鬼ぃ~。 「あんっ……」  だがそれは岡自身を準備する為だったらしい。岡はコンドームをつけてローションをたっぷりまぶすと、エネマグラをすぐに抜いてずぶんっ! とそのでかいイチモツを俺に突き入れた。 「あああああああっ!!」 「全く……なんて淫らなメス穴なんですか。オスを欲しがって泣くなんてはしたないですよ?」 「あんっ、ああっ、ああんっ……! だって、あんっ!」  岡はぐいぐいとそのぶっといイチモツで中を広げながら限界まで入ってくる。そうして腰が合わさると、俺の顔の横辺りに手をついて容赦なく出し入れしはじめた。 「だって、なんですか……? このメス穴はしっかり躾けないといけませんね」 「ああんっ、だって、あんっ、岡のこと、好き、だからぁっ、ああああんっ!」 「ああもう! なんでこんなに先輩はかわいいんですか! ヤり殺しますよッ!」  岡のイチモツがびくんっと震えて膨張したような気がした。まだ大きくなるのか? と驚いているヒマはない。ずぶっずぶっと激しく腰を使われて尻穴が蹂躙される。もうメス穴だろうがケツマンだろうがどうでもいい。めちゃくちゃ気持ちいい。 「ほら、言いなさい! ちんちん大好きですって! もっと淫乱なメス穴をいじめてくださいって!」 「あんっ、あんっ、岡と、安田のちんちん大好きぃっ! もっといじめてっ!」 「うわー、智めちゃくちゃかわいいじゃん。寝かせないから覚悟しろよー」  いつのまにか安田が戻ってきていたらしい。岡にずっこんばっこんヤられている俺を楽しそうに眺めながら俺の乳首を捻り上げる。 「ああんっ! あんっ、あんっ、イクッ、イッちゃうううっっ!!」 「イケよ」 「イキなさい!」  コンドームの中に射精する。イッたからってこいつらは容赦してくれない。安田は敏感になっている俺自身からコンドームを外すと、そのままくにくにと揉み始めた。 「ひっ、やっ、イッたからっ、イッたからぁああああっっ!!」 「イッたからなんだよ? もっと感じろよ」  岡もラストスパートなのか尻穴を抉る勢いが増した。またイッてしまうかもしれないと俺は安田の手を外させようとしたがそれは叶わなかった。 「イキますよっ! くっううう……!!」  ずん、ずんっと最後まで何度も腰を押し付けられて俺はまたイッてしまった。 「あああああんっっ!!」  だがイッた余韻に浸らせてくれるほどコイツらは甘くない。イッた俺をまたいじって勃たせ、コンドームを被せると今度は安田に背面座位で犯された。 「あああああっ!」 「ほら、智の大好きなちんちんだぞー。一日中入れっぱなしにしてやるからたっぷり頬張れよ?」 「僕もまたいっぱい入れてあげますね」  乳首を強くぐにぐにといじりながら嬉しそうに岡が言う。  いえもうおなかいっぱいなので、もう少し遠慮してください。    大掃除が済んだ後、俺はこうして延々と尻穴を犯され続けたのだった。   おしまい。

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