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8.ポップサーカス 【6】

「これ、どうしてくれるのかな」 「ん…?げっっっ」 少しずつ息を整えていきながら、批土岐の言葉に一体なんのことかと視線を少し下へと向ける。 うわぁ…… わ、わりい批土岐…… 「京灯」 「わ、わりぃ……」 あろうことか、批土岐の服に少なからず飛び散ってしまった俺の白濁。 そんなこと、考えてる余裕なんてねえもんッ… やべえよな、と思いつつ批土岐の次の行動を内心結構ハラハラしながら待った。 「とりあえず、そこに手を付いて」 「なんッ…」 「いいから」 そして言われた、手を付けなんていう言葉の意図。 俺の疑問はまんまと遮られ、よく分からないながらも体の向きを反転させて批土岐に背を向け目の前の壁に両手を付く。 橋を支える、だだっ広く冷たい壁。 「んッ…!あ、ァッ…」 そしてすぐに、異変が起こる俺の体。 「は、あッ…ひ、と…きっ…ん、ぁ」 秘部へと差し込まれた一本の細長い存在、それだけで肩がビクりと震えて膝がガクついてくる。 止めどなく溢れる声、奥へ奥へと進まれる度にたまんなくて。 あの長くて綺麗な批土岐の指が、俺の内部を犯してると思うと……体熱くなって、たまんなくて、イッたはずなのにまた元気になってきちまって…… 「あッ!く…んっ、はっ」 増やされる指、内壁を擦られる度にどうしようもない位感じてしまう。 壁に付く手に力を込めて、額をゴツンと壁に押し当てて言いようのない快感にただ翻弄される。 「京灯」 「あッ」 普段より、何千倍もエロく色っぽい声で呼ばれた名前。 そのすぐ後に、うなじへと落とされたキスに、高ぶった体は過敏に反応を示す。 「もう三本も、入ってる」 「んッ!あっ…ァ、言う、なっ…あ!」 次第に増やされていく指の存在を直に感じながら、ガクンと倒れそうになる膝に懸命に力を込める。 「ん、くッ…あっ!」 そしたら丁度その時、今までとはまるで違う甘い痺れが全身を駆け抜け始めた。 グッと、その一点ばかりを執拗に貫かれ一際デカい声がこの一帯を支配する。 そこはやべえって……俺…っ狂いそう…ッ…

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