ルシウスの熱いザラザラとした舌がペニスを舐める。声が我慢できなくてもう苦しいくらいに気持ち良さに浸っていた。 「あ···はぁ、ンぁ、る、ルシウス···出ちゃうから···離してぇっ」 「出していいぞ」 「や、やだっ、ぁあっ、本当にでる、からぁ···！」 ルシウスの口の中で達するなんて絶対にやだ。必死で耐えていると甘く噛まれて勢いよく吸われ、我慢ができなくなり声にならない声を上げて達した。 ヒグヒグと泣いてるとコクリとルシウスが俺の吐き出したものを呑み込んだような音がして慌てて起き上がりルシウスを見る。 「飲んだの！？」 「ああ、少し苦いな」 「だ···だから離せって···！！」 そのまま放心する俺を優しく押し倒して身体中に舌を這わせる。時々自分の感じてしまうところを掠めていくから体がピクピクと跳ねてしまう。 「レヴァンはここも好きなんだな」 「ひゃっ、あぁっ！」 ここ、と言って触られた足の付け根。背中にビリビリとした電流に似たようなものが走って慌ててルシウスの手をそこから離させた。 「ここ、嫌だから···触らないで」 「でも、感じるのだろう？」 「やだ···キスして、キスがいいっ」 ルシウスの首に腕を回し引き寄せる。 抵抗なく俺に引かれるがまま顔を近づけキスをしたルシウスは口内を激しく蹂躙した。飲み込めない唾液が俺の顎を伝う。 「んんっ！」 そうして優しいキスを味わっていたのに、ルシウスの濡れた指が後孔に触れて、その周りをくるくると撫でていく。気持ち良さと多少のくすぐったさに体の力が抜け、それと同時に中にルシウスの指が入ってきた。 「んんんっ！！あ、ぁあ、っ！」 「痛く無いだろう」 「あ、やっ···き、もちわる···ぅうあ···」 まだ慣れないせいか指は一本しか入ってないのにいっぱいいっぱいになってしまって、ハフハフと呼吸をする。 中に埋まった指が動き出して多少の圧迫感と快感を拾って声が出る。 「大丈夫か？」 「だ、いじょうぶ、···だから、早く···早くもっと···っ」 気持ち良さの方が不安や圧迫感を上回って、性急にルシウスを求めるとルシウスはゴクリと喉を鳴らし指を二本、三本と増やしていく。