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第40話

「ひ、っぐ、ひ、ひぁあ…」 「エレニ、もっと突いてあげないと気持ちよくなれないんだよ?デニスも、もっと」 「や、やめ···えぁ、あ、あっああ!!」 2人が別々に突いてくるから休む暇がなくて息もなかなかうまく吸えない。エレニに凭れかかって喘ぐと少なからず彼も興奮してるのか荒い息を吐きながら俺の背中を撫でて「大丈夫」と言う。 「ひ、は···ぁ、あ···」 だんだんと意識が朦朧としてきて体に力が入らなくなる。それを見計らってラビスさんが近づいて来て俺の耳元で小さく囁く。 「ルシウス、来ないね?」 「あ、っ、うぅ···」 「もう捨てられちゃったかな」 「いや、いやだ···や、ぁ、ああ、あ、あ!!」 「エレニ、ここももっと触ってあげて」 「ひぃ、む、り···やめ、てくださ···ぁ···」 デニスは関係なしに中を突いてくるしエレニは俺自身も刺激しながら緩く腰を動かす。もう我慢できなくて何度も達してしまっていて体が重たくて苦しい。 「────ラビス様!!」 突然部屋の扉が開く。ラビスさんはそっちを見て睨んでいた。 「何だ」 「ルシウス様がいらっしゃってます!!」 「あーあ、来たんだ。いいよ、通して」 「はい」 バタバタと執事さんが走って行ったのをボーッと見て朦朧とする頭で今どういう状況なのかを考える。 「···ルシ、ウ、スが、来たの···?」 「来たってさ、こんなところ見られたら、さすがのルシウスも嫌いになるかなぁ」 「や、やだ!!やだっ!やめて、抜いてっ!!」 「ダメだよ、2人とももっとガツガツやりなよ」 「きゃ、あっ、あああっっ!!」 もうわけかわからなくなったとき、ズルンと中からエレニのモノが抜ける。少し楽になったと思ったらベッドに押さえつけられて背後からデニスに思い切り突かれた。

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