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甘い時間⑥
セックスが何なのかあまり理解していない叶芽に少々戸惑う渚。
「え~でもカナちゃん発情期とかあるわけでしょ?
どう言う行為なのかとか知ってるもんじゃないの?」
そう、叶芽はΩである。
Ωには3ヶ月に一度発情期が来る。
なのでセックスと言うものがどう言った行為なのかある程度勉強しているものだと渚は思うが。
「いや………う~ん……なんとな~く恥ずかしいものなのは分かってるけど……
うん、俺の勉強不足?はい………」
発情期は薬でコントロール出来るのでちゃんと理解する事も無く今まで来てしまったと白状した。
「まぁいいや。
カナちゃんは何もしなくて大丈夫だから、俺に身を委ねて気持ち良くなってね」
気持ち良くと彼は言うが、果たしてチ○コを穴に入れて気持ち良いものなのかと少し不安ではあるが、言う通りにするしかない。
「まず解さないとね」
すると渚は叶芽の秘部へ中指を挿入してきた。
「んん………」
初めて受け入れたそこは変な感じがする。
それにまだ先っぽしか入ってないのに少しキツい。
「大丈夫?痛くない?」
「痛くないけど……変……」
痛くないならもう少し大丈夫かと渚は奥へと進める。
しかし叶芽はあまり気持ち良くないせいか、前のソコは萎えてきてしまっている。
「じゃあこっちに集中」
渚は再び口付けをする。
キスは気持ち良いようですぐにトロンとしたエロティックな表情に変わる。
その間に秘部に挿入する渚の指は2本、3本へと増えて行った。
そして渚の指は叶芽の前立腺へ触れる。
「ああっ………」
叶芽はそこを触れられると、身体がびくりと跳ねる。
「ココ気持ちいい?」
叶芽の反応を見て中を擦ると渚にしがみついてくる。
「やだ……なんか……変……怖い、嫌だ……」
初めての感覚に少し恐怖心を抱いているようで、あまり急ぎすぎるのも嫌な思いをさせてしまう気がして、これ以上はお預けかなと少々残念ではある。
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