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第二章・5

 舌を絡ませ、晶と男は熱いキスを交わした。 「ん、んぁ。ふぅ、う。んんぅ……」  男は晶の服を剥ぎながら、唇をどんどん下へと這わせてゆく。 「あ、ヤだ。ちょっと、待って」 「いまさら何だ」  男は晶の小さな乳首を、すくうようにして舐め上げた。 「あ、あんん!」  震える晶の後ろに指を這わせながら、男はその耳元でささやく。 「消えてから、どこで何をしていた?」 「他の男と寝てなんかいないから、安心して」 「……馬鹿ッ」  ぐりり、と指が晶の深いところへ潜り込む。 「ん、ぅう」 「ちゃんと、答えろ」 「それも、上へ報告しなきゃならないこと?」 「そうだ。だから、困らせないでくれ」  終わったら、教えてあげる。  そんな晶の返事に、男は指を引き抜き代わりにペニスで貫いた。

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