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第二章・6
「ッ、あぁ! はぁ、あぁ、あッ! あっ、あぁ、あぁあッ!」
「確かに浮気はしていなさそうだ」
久々の晶の身体は窮屈で締りが良く、男を燃えさせた。
「そ、そんなッ! 激しッ!」
「誘ったのは、お前だぞ」
「あ、もうダメ。はぁ、あぁ、んあぁあ!」
晶は男より一足先に、オーガズムに達してしまった。
ひくひくと痙攣する身体をじっくり味わいながら、男はまだ腰を穿ち続けた。
「も、もうダメだ、ったら! あ、あぁっ、また。また、イッちゃうぅ!」
「ほら、受け取れ」
男は晶の体内に、たっぷりと精を吐いた。
「あ、はぁ! あぁんんッ!」
「晶……、心配したんだぞ」
男の腕に抱かれ、晶は余韻の痺れに酔った。
「やっぱり……、僕はあなたのことが……、好きなんだな」
「約束だぞ。消えてから、どこで何をしていた?」
もう、と晶は唇を尖らせた。
「もう少し、浸らせてよ」
「仕方が無いな」
晶と男は、その晩二人で抱き合ったまま眠りに就いた。
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