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夜明けの華 13

 蓮は、ベッドの上で寝転んだままの肇の身体にまたがり、下着ごとスウェットを引き降ろした。半起ちの陰茎が顔を出し、肇は手にしていた雑誌をバサリと落とした。 「な、なにすんだお前っ」  蓮は自分の右手のひらに唾をつけると、まだ軟らかい肇の棒を緩く握り、上下にゆっくりとしごきはじめた。 「や、やめ……」 顔を真っ赤にして逃れようとする肇の身体を、蓮は左手と内腿でしっかりと押さえ込む。 「自分でやるより、ずっと気持ちが良いだろう?」 「う、うあ……」  まだ幼さの残る肇の陰茎が、みるみる硬度を増していく。先端からはどろりとした液体が滲みでてきた。 「ほら、こんなに気持ち良いオナニー、初めてだね」 「ひっ、あっ」  肇は目に涙を溜めて、蓮を仰ぎ見た。 「な、なんだよ、これえ……」  肇の体が小刻みに震えだした。可愛いなと微笑みながら、蓮は肇の竿を、パクリと口に含んだ。 「ひゃっ、な、なに」  右手でこぎみよく扱きながら、先端の雫を舌腹で舐め取ると、肇はとっさに背中をよじり、小さく呻いた。先端からゆっくりとしゃぶりはじめ、舌を巻きつけながら全体を吸いあげると、肇は蓮の口内であっという間に果ててしまった。ゴクリと飲み干し、顔をあげると、放心した表情の肇が、蓮を見つめていた。 「きちんと勉強する子供には、ご褒美をあげるよ?」  肇のパンツとスウェットを元の位置に戻した後、蓮は思い出したように肇の名前を呼んだ。 「俺はもう長く独り暮らしをしているけど、一人の食事はどうも苦手なんだ。だから明日から、俺と一緒にご飯を食べてくれないか」 「な、なんで俺が、お前なんかと……」

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