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Yuki Side 2-3 ※

「……ふあっ」 思わず声を出してしまう。 「……かわいい。目、ぎゅっとしないで、目痛くなるよ?閉じるならそっと閉じて?」 なんだか目をぎゅっと閉じて居たみたいだった。だからそっと目を開いてからそっとまた閉じようとした。その時、 「怖い?」 そう聞かれた。怖くないと言えば嘘になる。ここで見栄なんてはらない。だから、小さく頷く。 「少し…怖い」 すると、大地は目元に優しくキスをしてきて 「……大丈夫…だから」 シャツをそっとすべて脱がされる。大地も自分で服を脱いで、そこから露わになっている大地の身体と自分の身体の体格の差を見て結構落ち込む。 「大地はずるい・・」 「なんで?」 「だってそんなにかっこいいのになんで……」 そこから黙ってしまう。 "なんで俺なんか好きなんだろう?" 「俺は有希のほうがいいと思う。だってさ。とっても肌がきれいだし、とっても可愛いし」 「そういってまた、可愛いとか言って…可愛いなんてことないのに」 「可愛いは間違ってないから」 抱きしめられて互いに合わさる肌と肌は暖かくて、大地と自分の素肌の身体は吸い付くように互いに合わさる。また再び首筋にチュっと音を立ててキスをされる。そこから沿うような首筋から肩へそれからさらに下へキスを何度もされて、それが、胸にまで行く。そこで、少し、そのキスを勢いが止まる。 「ホントになんて綺麗でかわいいんだろう?誰にも渡さない・・」 そっとその胸の先に触れられた。 「ぁっ…や」 その感触に驚いてしまう。そこで大地は再び動きが止まったけれど。 「もう止められないから・・・」 胸のつんとした尖りにキスをしてその周りをそっとぐるりと舌先で柔らかく舐められる。 「っんあっ」 こそばゆいような。でもそれとも違うなんともいえない感覚に声が出てしまう。 "ずっと、こうやって触れたかった……" 大地の囁くような声。

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