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第4話*
「ッ! だめ、待っ……あっ、あああっ!」
ズン、と一気に奥まで貫かれ、衝撃に気が遠くなった。思わず気絶しそうになった。太ももがぶるぶる震え、全身ががくがく痙攣する。
「……お前、今イっただろ」
聖司が稔の陰茎に触れる。確かに先走りでとろとろになってはいるが、白濁が散った気配はなかった。
「なるほど。これが射精なしの絶頂ってヤツか。噂には聞いていたが、こんなことが本当にあるとはな」
「そん……なの、わかりませ……」
「自分の身体なのにわからないのか? ……まあ、また同じことをしたらバカなお前でもわかるかな」
「ひぃッ!」
最初から容赦ないピストンを仕掛けてくる。柔らかく解けた肉襞を擦り立てられ、弱い部分を強く突き上げられる。
ただでさえ敏感な身体なのに、絶頂直後にこんな刺激を与えられてはたまらない。頭が吹っ飛びそうなくらいの快感に呑み込まれ、今にも意識を失いそうだ。
「せ、聖司さ……もっと、ゆっくりぃ……っ!」
「ゆっくりじゃ満足できないくせに。これくらいがちょうどいいだろ」
「ちが……っ、だめ、おかしくなっちゃ……っ!」
聖司の先端が腹の底に当たり、更にその奥ではローターが細かい振動を続けている。腰の裏側までビリビリ痺れて、下半身がもっていかれるような浮遊感を覚えた。熱を溜め込み続けていた陰部は生々しく変色し、根本の紐がキリキリ食い込んでいる。早く解放して楽になりたい。これ以上は耐えられない……。
「聖司さん……も、イかせて……!」
「ダメだ」
「ど、して今日は……こんな意地悪……っ」
「お前が浮気してるからだろ」
「へっ……?」
身に覚えのない単語を口にされて、稔は一瞬ポカンとなった。「浮気」って何のこと?
「誤解です、おれ浮気なんて……ああっ!」
「嘘つけ。だったらなんでここ一週間、ずっと同級生の女子の自宅に通ってたんだ。思いっきり浮気じゃないか」
「それ、は……」
「お前がしつこく『付き合ってくれ』って言うから折れてやったんだぞ。なのに、浮気するとかどういう了見だ。俺を馬鹿にしてるのか?」
「あうっ! いやあぁっ!」
抽挿のスピードと力が増す。激しく揺さぶられて拘束椅子がガタガタ軋み、大粒の涙が飛び散った。
本当に容赦なく犯されて、稔はうっすら恐怖を覚えた。こんな乱暴なことをされたら、大事なところが壊れてしまう。
「やめ……聖司さんやめて、話を聞いて……っ!」
「今更言い訳するのか? ド変態のくせにいい度胸だな」
「ひうっ! あ……ひぃ……っ!」
「今日は徹底的にお仕置きしてやる。お前が二度と浮気なんてする気にならないように」
「ち、違……浮気じゃないんです! おれはただ……」
息も絶え絶えになりながら、必死に叫ぶ。
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