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第21話 堕天使は二匹目が欲しい

俺は二匹目のペットの奴隷が欲しくなりペット候補を探していた。 二匹目はエイトと正反対のペットが良いと思い探していたがなかなか良いペット候補が見つからなかった。 エイトは猫のような見た目だが中身は犬だ。 なので今度は犬のような見た目で中身が猫のペットが欲しいのだが、猫の見た目で中身も猫みたいだったり、犬のような見た目で中身も犬みたいだったり、猫の見た目で中身は普通だったりとなかなか良いペットが見つからなかった。 少し休憩しようと裏の者達がよく集まるバーへ飲みにいった。 そのバーで理想のペットが見つかった。 その者はこのバーに入るのは初めてなのだろう見たことがない者だった。 聞くことによるとその者は裏の者達の中でかなり有名らしい。 職業は『何でも屋』らしく金さえ払えば本当に何でもしてくれるらしい。 依頼を失敗したことは今のところ無いそうだ。 俺は色々と用意した次の日の夜のバーの帰り道でターゲットに近づいた。 職業柄か警戒心がとても高く隙がなかったが何故か俺が笑いながら話しかけて近づいてもターゲットは警戒せず何故か隙が出来ていた。 疑問に思ったがチャンスを逃さないためそのまま近づき隙が出来た瞬間に即効性の睡眠スプレーを吹き掛け眠らせた。 眠らせたターゲットは用意した部屋のベッドに服を全部脱がせてから寝かせ両手はベッドの上に鎖で繋げ、足は足首と太ももを紐で結び膝に棒を挟み開かせた状態で固定をし口は布で覆って縛った。 (あとは起きるのを待つだけだ、、、しかし、何故あの時この者は警戒もせず隙を作ったんだ?、、、まぁいい、この者を捕まえられたのだから) 「君は早く目覚めて、、、、俺の奴隷(恋人)になるために堕ちてしまえば良い」 俺はターゲットの金色の髪で目を開けたら青い目が見えるだろう綺麗な男の寝顔を見ながら笑った。 その男の笑みを誰かが見ていたら見惚れてしまうほど何処までも優しく慈悲深い天使のような美しい微笑みだった。

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