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『甘い痺れ』
「赤ん坊、みたいだ」
「んっ。んふふ。バブゥ錦君のオッパイ美味しい! とか言った方が興奮する? それとも、チュパチュパしゅきでちゅ。とか赤ちゃんっぽい喋り方した方が、濡れる?」
そんな事していたら変態だ。
海輝はともかく、俺で変態ではない。
「……確かに赤ん坊に失礼だな。こんな度し難い助平な赤ん坊何ていない」
「君の胸を吸ってるのにドスケベにならない方が失礼だ」
バブゥと言われ止めろ馬鹿と頭を叩く。
海輝が小さく笑う。
そして、再び舌を這わせた。
柔らかかった胸が立ち上がるのを嬉しそうに舌先で転がす。
芯が通るとむず痒さを通り越して、熱っぽく敏感になる。
じんと甘い痺れは数時間前に嫌と言うほど味わった。
――あの快楽のもっと先へと連れていかれるのだろう。
期待と不安の中で体の中心部が固く張りつめて少しずつ潤うのが分かる。
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