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『君だけの男』
「僕だけの女だろ。オッパイ弄られて、スケベなクリトリスとおマンコ舐められてシーツをびしょ濡れにしただろ」
「何だか腹が立つな」
「僕も君だけの男だ。……んっ、良い。今の凄く感じた」
女と言われてムッとするが、本人から錦だけの男だと言われ機嫌を直す。
彼が自分自身を錦の物だと自覚してる。
それを確かめる度、嬉しくて堪らなくなる。
「ご機嫌だ」
「別に」
「分かるよ」
腰のなだらかな線を撫でられ、くすぐったさに身を縮める。
「あっ……もう、お前は何もするな」
「腰も弱いね」
「……頭撫でろ」
「はいはい。あとは抱っこかい?」
「はい、は一回だ」
「可愛いな」
頬から耳を撫でて頭を撫でる。
後頭部を包み込み抱き込まれた。
密着し海輝の鎖骨に額をぶつける。
「そのまま握ってて」
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