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『雄雄しい』
「あっ、凄……」
手首まで浴びた熱量の多さとに驚き放心する。
――こんな量凄い……。
その言葉に、一度溶けかけた物が充血したまま芯を通す。
血管が走る硬く張りつめた雄は、赤みを帯びて痛々しい。
錦は優しく撫であげる。
海輝の女性的で優し気な容貌からは想像のできない強さだ。
他の男の体など知らないし興味も無いので比べようもないが、手の中の性器は整った形をしている。
大きすぎる訳でもなく、かと言い小さいと言うわけでもない。
しかし、いきり立つ男の象徴は驚くほどに雄雄しい。
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