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登場人物紹介 その1
30話終了時点での登場人物紹介です。
●瀬口奈津
高校1年生。
容姿云々と言うより、存在的に可愛い。
仔犬を見ると何となく「カワイイなぁ」と思うような小動物的な感じ。
「なんで構われるのかなぁ?」と思っている。
乗せられやすく、流されやすい。
「カワイイ」とか「好き」とか言われるのは、大体が冗談だと思っている。
塚本にだけはドキドキする(分かりやすい)。
周りにボケが多いので、高校に入学してからはツッコミ疲れ気味。
●塚本誠人
1年生をするのは2回目の高校1年生。瀬口と同じクラス。
瀬口にとって理解不能な思考回路を持つマイペース人間。
曜日とか時間とか気にしていない。
長期休み後の始業は忘れるくせに、たまに日曜とか間違えて登校する。
制服のネクタイは買い換えるのが面倒なので、そのまま一学年違いのを使用。
他にも、面倒で買い換えていない学校関係のもの多数(ジャージとか)。
試験の成績が良いのは、記憶力が良いから(丸暗記)。
「憶えよう」と思って憶えたものは、大抵一度目を通せば憶えられる。
その気がなければトリ頭以下。
ちゃんと理解はしていないので、人に教えるのは難しい。
●藤堂彼織
高校1年生。瀬口と同じクラス。
顔は可愛いけどたまに口が悪くなる。
いきなり抱きつかれたりすると動揺して攻撃してしまう。
自分からぎゅっとするのは好き。
家事全般やってるからいつでも嫁に行ける腕前。
ただし、本人に嫁に行く気はさらさら無い。
背が低い事よりも、顔の事を言われる方が嫌い。
母親似の色白美少年。
見た目は白いが、健康優良児で常に早寝早起き。
夜10時を過ぎると眠くなる。
弓月のおかげで友達が少ない。
が、弓月一人だけでも手一杯なのであまり気にしていない。
●西原祐斗
高校2年生。
塚本とは幼馴染。見た瞬間に模範生。
人当たりが良い。後輩に好かれる。逆らわれるのは嫌い。
視力はあまりよくない(授業中は眼鏡をかける)。
頼まれると断らない。大抵の事はなんとかできる。
たまに塚本の所にやってくるのは、教師をしている兄に言われて仕方なく。
弓月と仲が良くない。
嫌いなのはお互い様なので、意外に穏やかな冷戦(周りは迷惑)。
●安達英介
高校2年生。たまに顔を出す塚本の友人A。
お付き合いするなら年上が好き。
髪の色は黒に近い焦げ茶(天然)。
制服は意外にちゃんと着る。両耳にピアスホール有。
仲井とは中学からの付き合いで、一番気を許している友達。
特定の彼女(彼氏含む)はいない。
●仲井知久
高校2年生。たまに顔を出す塚本の友人B。
制服はあまり好きではない(カッチリした服装が苦手)。
だらしなく着崩している事が多い。
髪は茶色で少し長め(邪魔だと結ぶ時もある)。
顔も頭の出来も平均値だが、学校の成績はあまり良い方ではない(遊んでるから)。
誰かと一緒だとよく喋るが、独りでいると暗い。
強引な性格だが、相手が強引だとちょっと引く(押されると弱い)。
●黒見康太
高校2年生。たまに顔を出す塚本の友人C。
中等部から剣道部(そこそこ強い)。
髪の色は黒、そして短め。
部活に限らず、何かしらスポーツをしているとカッコ良く見えるタイプの男。
総体的に面倒見がよい。
他校に1つ年上の彼女がいる。
部活と他校の彼女に会う事で忙しいので、友人たちの諸々の出来事に疎い。
●弓月利
高校2年生。
自分の思い通りにならないと暴れるお子様な性格。
自分が良ければそれでいい。あとは彼織がいればいう事なし!
藤堂とは幼馴染。幼い頃の印象が強すぎて、つい過保護になってしまう。
この彼織を可愛いと思わない人類がいる筈がない、と思っているので、近づく輩に対してとても厳しく接する。
喧嘩に強く、態度もデカイ。
やたらと喧嘩に強いのは、色々と武道の有段者だから。
手よりも、足で蹴る方が好き。
敵が多いが、相手になる奴はほとんどいないので余裕。
顔は良いのに、残念ながら結構バカ。
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