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登場人物紹介 その2

62話までの登場人物紹介です。 ●森谷晴樹(もりやはるき)  高校1年生。  見た目も性格も悪くないのに、何故か好きになった子には振られる。  好きになった子はいつまでも好き(振られた後も、他に好きな子が出来ても)。  本命がいても、昔好きだった子に頼まれれば面倒な事でも結構頑張れる。  基本的に嫌いじゃない人間には甘い。中でも、特に瀬口に甘い。  中等部からバスケ部。コツコツ真面目にやっているのでそこそこ上手い。  体育会系なので先輩には逆らえない。ので、先輩のムチャ振りとか本気で困る。  塚本に対しては、元先輩なのでタメ口にはかなり抵抗があるが、絶対に負けたく無いという気持ちの現れで敬語は使わない。 ●成瀬藤吾(なるせとうご)  高校1年生。  姉や幼馴染の影響で、理不尽な扱われ方に慣れている。  何かと面倒な事を押し付けられても、文句を言いながらちゃんとやる。  敬語を使うのが苦手で、先輩でもタメ口になりがち。  苦労人が染みついていて、気になった事に首を突っ込んで何とかしようとしてしまう。自分が部外者でも気にしない。 ●吉岡那弦(よしおかなつる)  高校2年生。  容姿も性格も美人と評判だが、やや人見知り。  自己主張が薄いのは、何事も結構どうでもいいと思っているから。  何が何でも自分の意見を通したいと思う出来事が少ない。  顔を見て「キレイ」とか「カワイイ」とか言われるのが苦手。  面と向かって言われた場合、大抵その人には良い印象を持たない。  顔を褒められるのは嫌いだが、武器になるなら躊躇わず使う。  自分の性格は悪いと思っている。  賑やかな場所が苦手で、自分からはあまり近寄りたがらない。 ●大橋征吾(おおはしせいご)  高校2年生。  努力も利益も最低限で済まそうとする性格。  自分のペースを崩されるのと、相手に合わせるのが苦手。  顔が良いのでモテるが、性格が良くないのですぐに振られる。  好かれる事と、嫌われる事が紙一重。  好意を向けてくる人間しか相手にしない。  ノリは良いので、文化祭や体育祭等は頑張る。  実行委員の裏方仕事は嫌い。 ●綾部唯(あやべゆい)  高校3年生。  生徒会長はこうあるべし、という外見と中身+人望。  見目麗しく頭も良い、何をするにも目立つ男。  慣れているので、目立つことに抵抗は全く無い。  頼られ上手。「何でもかんでも俺に押し付けるなっ!」と文句を言いつつも、結局ちゃんとやる子。  任せておけば上手くいく、と周囲に思われているし、その実績もある。  特別な才能がある訳ではなく、ただ単に数をこなしているので委員長とか生徒会の要領を得ているだけ。  仕切るのも得意。  完璧な外見の割りに、中身は至って普通の高校生。むしろ少しヘタレ気味。  暁生のことになると我を忘れる。  それが暁生から距離を置かれたがる原因だと、薄々気づいてはいる。 ●宮津暁生(みやづあきお)  高校3年生。  しっかりしているように見えて、実は割とそうでもない。  若干斜め上(又は斜め下)の思考をするので、会話が噛みあわない事がよくある。  目立つことを極端に嫌う。  だから、綾部の側にいるのは落ち着かない。  遠くから見ているだけで満足。  なので、親しくなっても大っぴらに近寄られるのは嫌。  愛情表現が苦手。嬉しい時に素直に嬉しいと言えない。  目立たないように、色々と手を抜いている。  闘争心が乏しいのと、本気でやってはいないで、誰かに負けても悔しいとは思えない。  いつの間にか本気を出せなくなっている自分が嫌い。  綾部といる時の自分は嫌いじゃない。 ●浅野秀二(あさのしゅうじ)  高校3年生。  人当たりの良い、頼れる先輩体質。  はぐれている者を見つけると、世話を焼かずにはいられない。  明るく朗らかで、誰とでも気軽に話す。  他人との間に全く壁が無い。  知らない人でも関係なく会話できる。馴れ馴れしい。  柔道部のマネージャー。選手だった事もあったが、怪我をして以来、裏方に徹している。  同性しか好きになった事のない自分を受け入れているし、隠してもいない。

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