181 / 226
登場人物紹介 その3
本編終了時点での登場人物紹介です。
●吉岡 眞白
高校2年生。那弦の弟で、瀬口の同級生。
放送部員で顔が広く、兄よりも上級生の知り合いが多い。
那弦とは顔は似てる筈なのに、第一印象があまりにも違うので「似てない」と言われる事が多い。
楽しい事が大好き。
盛り上げて、裏方として騒ぐのが得意。
中等部時代は複数の運動部に掛け持ちで所属していたが、現在は試合などの時にのみ助っ人で参加 している程度。
儚げな兄とは違い、頑丈な健康優良児。
●有島 史也
高校1年生。
小柄な美少年で、本人にもその自覚あり。
中等部の頃から塚本が好き。
写真部の野坂に協力させて塚本の隠し撮り写真を手に入れている。
瀬口が付き合えるのなら、いつか自分も塚本と付き合えると思い込んでいる。
自分の容姿に自信があり、瀬口と藤堂に対抗心を燃やしている。
基本的には猫を被っているが、2人の前では脱いでいる(必要が無いから)。
●野坂 諒
高校2年生。写真部。
有島に頼まれて塚本の写真を撮るのがクセになっている。
面倒だと思いながら、4年間続けている。
多分、有島の事が好き。どうにかなりたいとは思っていない。
有島の喜ぶ姿が見れればそれで結構満足。
耐えるのは嫌いではない。
※以降の番外編で出てくる登場人物紹介です。
●伊原 芳隆
高校1年生。
恐ろしい程に前向きな自己中人間。
自分の物差しが全世界の基準だと思っている。
好きな人に「嫌い」と言われても、「照れている」と解釈できる思考回路を持つ。
他人の意見は基本的にスルー。
思ったらすぐに行動に移すので、言動が唐突。
隠し事と、内緒の話が苦手。
嫌いな人間には徹底的に冷たいが、好きな人(好かれている人)には激甘。
惚れっぽい。めげない。
「好き!」という気持ちを伝えたいだけなので、そこから先の事はあまり考えていない。
●上野 耀
高校1年生。柔道部。
根っからの体育会系で、先輩の言うことは絶対。
がっしりした体格の為、実際の身長より大きく見える。
サッカーやバスケ等、走りながら何かをする競技は苦手。
伊原によって訪れた柔道部の危機を、同じクラスだからという理由で救う事を押し付けられた。
伊原の行動を邪魔するのは面倒だけど、部の先輩や弓月、塚本の方がもっと怖いし面倒。
色恋沙汰には疎く、周りがそういう事で騒いでいてもいまいち乗り切れない。
自分の恋愛感情がどこに向かっているのかもあまりよく分かっていないので、積極的に行動に出ることはない。
なんとなく「好きなんだろうな」と思う程度。
ともだちにシェアしよう!