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第7話
「星依っ、どこ、星依っ!!」
いつしか星空と同じように、
星依も彼方にとってなくてはならないものに
なっていた。
そして、なにも分からないまま走り続けて
やっとみつけた後ろ姿。
それを彼方は後ろから抱きしめた。
「っ・・・?!」
驚いて離れようとしてくる星依を
その抵抗ごと受け入れ、涙の伝う頬に
優しく口付ける。
「ごめんね、星依。」
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