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不安で不安でしかたがない。
なにかがあったわけではない。
落ちる時期はランダムで、月三回くらい。
沈んで沈んで沈んで沈んで、
つらくて悲しくて苦しくて、めまいがする。
理由がないから解決ができなくて、
セックスで我を忘れて浮かび上がるしか俺には手がない。
四年の青沼くんが3Pしたがってるって、無茶してくるかも知れないって、真に忠告された。
けど今頼れるの、青沼くんしかいない。
電話して今日は三人じゃないの確認して、青沼くんちにお邪魔した。
シャワー借りて服着ないで出てって、全裸でベッドに寝転ぶ青沼くんのモノをソッコーでくわえてやった。
三人でする必要ない、俺だけで充分。
力では勝てないから、万が一がこわい。
だから精神的に優位に立つ。
誰とヤるより俺がいいだろ。
俺頑張ってるもん。
ちゃんと人を選んでるから、今のところこわい目にはあってない。
セックスするとき、毎回思い出す。
はじめてのとき、服脱いだらすごい悲しそうな顔をした、背が高くて優しい目をしたお兄さんの顔。
これ思い出すと、楽になる。
なんだかんだ言ってセックスは好きだ。
セックスすると気持ちよくなって、メンタル的にいいホルモンが分泌されるらしいから。
そういうの捻出して、落ちた気分を上げてる気がする。
つらいのから早く解放されたくて、
最高に気持ちよくなって、
正常位で青沼くんにいかされた。
なにもかもが遠くにいって、
世界がリセットされた感じになる。
あんなに不安だったの、
これでもう忘れてしまう。
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