「コウの…おっきい。。」 コウのが欲しくて、コウに手を伸ばす。 途中でコウに手を掴まれてキスをされる。 「んっ…こぉ……もっと…」 コウのキスに酔いしれながらそうつぶやくとコウは無言のまま舌を絡めてきた。 コウのキス、気持ちい…… 「んっ……あ、あっ……こ、う…欲しい……挿れ…て」 「悪い、優しくできない。」 短く、切り出すようにコウが話したかと思えば、俺の中にコウが入ってきた。 温かく俺を満たしてくれる。 ホクに犯された時はそんなこと少しも思わなかったのに。 「あったかい…んっ……すきぃ、もっと、、」 「発情期のΩは本当に厄介…だなっ…‼」 コウはそういいながら勢いよく腰を動かして奥まで突いてきた。 思わぬ快感に抑えきれずに声が出る。 「あっ、あ、そこ、やっ…だめ、だ、こわ…れる、い、あ」 「きもちいい？」 気持ち良すぎて怖い。 コウにされてるときは何されてもきもちいい。 本当に怖いくらいに―― 「きもちい…あ、まって、やっ…いくっ、あっ、ん…」 「いいよ、イって。…俺もきもちい。」 優しく、耳元で低い声で囁かれ、震える。 そのまま、耐えられずにすぐイってしまう。 「はっ…ぁ…………」 息を整えようとゆっくり息を吸う。 コウは前髪をうっとおしそうにかき上げて息が整ってない俺に、深いキスをしてきた。 苦しいけど、きもちい。。 「何休んでんの？こっからだよ、雪希。煽ったんだから責任取ってもらわないと。」 グッと、コウがさらに腰を奥に進める。 誰も来たことのないような、何かが来てはいけないような場所まで責められそうで息を呑む。 「ほんとはもっと奥まで入れたいんだけど、それはまた今度にしよっか。」 うっとりとしながら俺のおなかの少し下をツーっとなぞるコウ。 言われてることは怖いけど、コウが俺で喜んでくれてる気がするとうれしくて。 「コ、ウ。動いて、もっとぉ…」 「……仰せのままに。」 ニコっと嬉しそうに笑ったコウの顔を見たのが最後。 俺はぐったりと気を失った。