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オマケ話(1)【俺様の可愛い恋人は】 1 *
俺様と真冬が付き合い始めて、約一ヶ月。
「あ……っ! ひ、ん……っ!」
相変わらず、セックスをしてる時の真冬は、可愛い。
……いや、普段から可愛いがな? その贔屓目を抜きにしたって、可愛すぎるって話だぞ。
……どれだけ犯しても、物足りないくらいだ。
「ぅ、あ……ん、っ」
ビクビクと、細っこい体を震わせて。
俺様のを『もっと』と言いたげに、締め付けたり。
抱かれているって言うのに、指摘したら真っ赤になるほど、前を濡らしている。
……スケベにも程があるってモンだろ。
「真冬、ホンット……淫乱だよなァ?」
「ひっ、あ……っ! ちが、う……っ! や、あっ!」
真冬の体がビクリと、一際大きく震える。
そしてそのまま、肩で息をし始めた。
「はっ、ぁ……っ」
イったことによる満足感でか、やけに気持ち良さそうな顔をしている。
さて。
自分以上に完璧な人間はいないと自負している俺様だが、最近【あるもの】を抱えるようになった。
――それは、贅沢すぎる悩みだ。
「真冬……ッ!」
「な、に……っ? ……あっ! ん、っ!」
深刻すぎる悩みなモンだから、俺様は真冬にすら打ち明けられていない。
その、悩みは。
――コイツが可愛すぎて、一回じゃ満足できないってことだ。
「あぁ、ん……っ! みつ……ひ、んっ!」
内側を何度も突き上げると、真冬の声が途切れ途切れになる。
いっそのこと、ナカをグチャグチャにして。
……俺様だけの真冬に、してしまいたい。
「真冬、好きだ……ッ」
「あっ、ぁあっ! ひ、あっ!」
それでいてもう一つ、俺様には悩みがある。
物足りないって思ってるのが俺様だけなら、まぁ、自分でどうにかしたらいいってモノだろうが。
――おそらくきっと、真冬も同じ気持ちなのだ。
現に今の真冬は、二回目だというのに、激しく俺様を求めている。
そんなエロイ体を目の当たりにして、我慢できる男がいるのか?
しかも、相手は恋人だぞ?
……いや、いないな。俺様ができないんだから、人類にいる筈がない。
(これなら、三回目もできるか……)
真冬の体が平気な限り、俺様は真冬を抱く。
真冬だって、いつも口では『いやだ』と言うが、本気で抵抗はしてこない。
「美鶴、みつ、るぅ……っ」
両手を伸ばした真冬が、俺様の首に腕を回す。
「あっ、あ……っ! 奥、そんなっ、するなぁ……っ」
セックスに対して否定的なことばっかり言うくせに、体は離れない。
(……最低で四回だな)
決意を新たに、真冬の膝を持ち上げる。
更に深い挿入をすると、それはそれで真冬が喜んだ。
……まぁ、いつだって口にはしてくれないんだがな。
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