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「俺じゃ、なか、なか、鷗さんを、満足してあげらんないかも、ですけど。俺、頑張りますんで…ッ」 「い、いい、が、んばんないれ、え、ふえ、んああ」  超絶遅漏の、絶倫サル。  こいつは、俺をなんだと思ってんだ。  かわいい、かわいい、と呟かれ、揺さぶられる。  体勢を変えて、内壁をより深く擦られる。  気持ちも、体も、限界だ。  ギブアップする。勘弁してくれ。  長時間に渡り幾度も出し入れされた挙句、ようやく腹の中に二度目の射精を受け止める。  既に酷使されていた俺の穴は悲鳴をあげていた。 「あふう、ふう、あ、あ、し、しぬ、しんじゃう」 「すいません、鷗さん、俺ばっか気持ち良くて」  体が動かない。  呂律も回らない。  気にするな。良かったよ。嬉しかった。  どの言葉も、ぱくぱくと開く唇から、音にならずにこぼれ落ちた。 「俺も、鷗さんのこと気持ち良くさせたいです!」  わんこのような純粋な目。  嫌な予感。 「俺、ちょっと知識あるんです。男って前立腺を…」  体力のキャパオーバーでうつ伏せになる俺の、尻の穴へ、あろうことか那緒が指を沈め込む。  嘘だろ。バカ野郎。いい加減にしろよ。 「この辺ですか?鷗さんの気持ち良いとこ!」  三本の指先が、ぐぷぐぷと穴の中を掻き回す。  俺だって充分良かった、満足したから!  その声は届かない。  おまえ、俺の言葉をちゃんとわかってくれてるんじやなかったのか?  感じとれ。見てわかるだろう。  わかるくらいに俺はぐったりしているだろう。 「んぐうううッ」  腰を引き上げられ、俺の体内をまさぐる那緒。  目当ての膨らみを探り当てた指先が、ぐりゅうッと強くそれを押しつぶした。 「あひいいいいいいッ!!」  潮吹き。からの失神。  これが愛。これは愛か?  慌てて俺を抱き起こす那緒の、心配そうな顔。  これが愛と言うのならら、思っていたより重たくて、しんどくて、苦しくて、大変で。  それ以上に、幸せだ。

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