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第7話 初めてのヒート ③
俺のフェロモンは特殊だ。
俺のフェロモンに当てられると、ベータもだが、アルファは気を失い意識が飛ぶほど欲情する。
だが、そのフェロモンに反応するのは10代後半から、30代までのアルファで、しかもアルファの中でもエリート中のエリートだけ。
だから、エリートの幸樹兄さんは雅樹のフェロモンじゃなくて、俺のフェロモンに反応すると思った。
幸樹兄さんに見られた雅樹との行為中、雅樹とのセッ○スをやめ、俺は兄さんを誘ったんだ。
とびきり艶かしく幸樹兄さんに近づき、唖然とする姿を見つめながらズボンを脱がし、幸樹兄さんの硬くそり返った楔を…、口にふくみ、しごく。
兄さんはすぐに俺の中で果てると、俺は幸樹兄さんの楔と自分の楔を掌で包み込み、俺は乳首を弄る姿を見せつけながら、擦り上げた。
「挿れてもいいか?」という問いかけには、俺は気持ちよさそうな声を上げながら「ダメ」と答え、俺は腰を振りながら包み込んだ楔の裏筋を何度も擦り上げ、その度に幸樹兄さんをイかせる。
それから俺は幸樹兄さんが俺を欲しがり、俺は幸樹兄さんの限界まで焦らし、耐えられなくなったところを見計らって俺が誘いう。
そして、行為を行なうようにしていった。
俺と雅樹の秘密を守る代わりに、俺を抱く方を幸樹兄さんは選んだんだ。
美しい許嫁がいるにも関わらず…。
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