34 / 118

第34話 我慢プレイ ②

蓮に触りたい… 責めるだけ責めて、やっと蓮が真司の口内から舌を離すと、蓮の方が感じているように蕩けている。 「それで、真司は乳首を攻めるんだ…」 蓮は耳元で熱った吐息とともに呟き、 そのまま片方の乳首を口に含み、もう片方の指で真司の乳首を摘み、きつめに擦った。 「っア、ぁ…」 ‼︎ 今、変な声でた⁉︎⁉︎ 「指や舌で転がしたり、舐めあげたり、摘んだり、爪や歯で軽く弾いたり…」 蓮は言葉と同じように、真司の乳首を転がしたり、舐めあげたり、爪や歯をたてる。 言葉と連動した刺激に、より興奮し、感じる。 「真司はいつも俺のココを責めるのが好きなんだ…だから、俺も今日はそうさせてもらうよ…」 そういうと、蓮は先ほどまでの優しい責めではなく、激しく攻め立てた。 真司の乳首を吸いながら舌で乳首の先を舐め、指で先を触れるか触れないかなほどで撫で回したかと思うと、指で弾く。 真司は声が漏れそうなのを、必死に堪える。 また変な声がでてしまいそうだ… 「真司…声、我慢してる?じゃあ、これは?いつも真司させてくれないから…」 蓮は真司の下着を脱がせたかと思うと、先ほどまで乳首をいたぶっていた口を離し、グッと真司の足を開げ、 「‼︎」 ゆっくりと、真司の男根の裏を舐めあげた。 「…っん…‼︎」 声と一緒に真司の男根から透明な蜜が滲み出る。 「いい声…出た…真司の先走り、おいしい…」 真司の垂れた蜜を舐めとると口角を少し上げ、蓮がニヤリとわらう。 「‼︎」 蓮は必要以上に真司の男根の先端の割れ目を舌の先端で舐めてくる。 腰の奥がむず痒くて仕方ない。 そこだけじゃなくて… もっとしゃぶってほしい… 口の中に入れて欲しい… ‼︎‼︎ こんなこと考えるなんて、俺どうにかしてる‼︎ 「蓮…そこ…やめろ…」 頭がおかしくなりそう… 蓮に触りたい… 俺が…俺が蓮をよがらせたい… でも、手首を縛られてるから、動かせない 「‼︎」 舌で先端の割れ目を攻めていた蓮は、急に真司の男根を喉に当たるほど咥え舐め上げる。 「つっ‼︎」 真司は待ち望んでいた刺激に悶えてながら、顔を歪める。 蓮はジュルッと音をたてながら吸ったり、舌を尖らせで楔の裏を舐め、真司がより気持ち良くなるために… 腰の奥から熱いものが上がってきそうだ。 ダメだ…達してしまう。 蓮に触りたい… 蓮に触れて、そのぷっくりと膨らんだ乳首や滑らかな肌も、透明な液をちょろちょろと流れ落としている男根を舐め回し、声がすり切れ、涙ながらによがる姿を見たい… 「蓮…もう…はなしてくれ…」 真司はやっとの思いで声を絞り出した。 それを聞くと蓮はピタッと動きを止める。 「ダメ…俺の口の中でイッて…」 上目遣いで真司を見ていた蓮が、急に咥えた口を急に早めた。 「ダメだ…っ蓮…‼︎」 真司が快楽から逃れられなくなり、体をしならせる。 「イッて…」 蓮がじゅるっと真司の男根を吸い上げると、 「っあぁぁぁ…‼︎」 勢いよく放たれた真司の白い蜜は、蓮の口の中で弾け、その勢いは激しく、蓮の顔にも飛び散った。 目の前がチカチカし、頭が真っ白になる。 真司の男根はピクピクと震えていた。 「蓮…ごめ…ん…出して…」 息を整えながら、真司は蓮に口から蜜を吐き出すように促すが、 蓮の喉をがゴクリと上下したかと思うと、口をぱかっと開けて口の中を真司に見せた。 「蓮…飲んだ⁉︎」 「真司の…初めて飲めた…」 口角から流れ落ちそうになった蜜をペロリと舌で舐めとると、蓮は微笑んだ。 「顔にも…ごめん…」 蓮の整った顔を汚してしまって… 「嬉しいよ…俺のために、こんなに溜めてくれてて…抜いてなかっただろ…?」 「‼︎」 顔にかかった真司の液体を指ですくいとると、その指を舐め上げ、妖艶に微笑んだ。

ともだちにシェアしよう!