36 / 118

第36話 我慢プレイ ④

「蓮…挿れるよ…」 言い終わらないうちに、真司は勢いよく蓮の後孔に自分の男根をぐっと差し込むと、その振動は蓮に伝わり蓮の体が揺れる。 「真司…すごい…‼︎」 蓮の中も真司を待ちわびていたかのように、真司の男根をしっかりと咥え込む。 「蓮…俺もう我慢出来ないから…」 もう一度、真司は男根を蓮の奥にぐっと押し込む。 「ア"、あ"ぁぁん…」 蓮はその刺激に耐えかね、体をしならせ喘ぐと、真司は蓮の奥へ奥へと責めるように男根を挿入する。 そして、それは激しく蓮を追い詰める。 「あぁぁぁ…しん…じ…」 奥を突かれるたびに、蓮の口からはいやらしい喘ぎ声がはなたれる。 「ダメ…だ…め…そこ…」 「じゃあ…やめる?」 真司も切羽詰り、顔を歪める。 「やめ…ないで…」 蓮はとろけ、目には涙が浮かべている。 かわいい… 真司は蓮にピタッとくっつくように覆いかぶさる。 「いい子…じゃあ…ここ…」 「はぁぁん…」 蓮の前立腺ばかりを擦りあげる。 「しんじ…だめ…出ちゃう…」 「いいよ…イッて…」 「しんじ…でちゃう…イッ…く…」 切羽詰まったような蓮は、白濁した蜜を蓮と真司の胸に勢いよく放った。 蓮の内腿と中はビクビクと痙攣し、息遣いは荒い。 達したばかりの蓮は放心状態だったが、真司はさらに腰を揺らし始めた。 「‼︎ダメ…まだ…イッた…ばっかり…」 蓮の中はひくつきながらも、入口はその刺激を喜ぶようにピクピクと締め付ける。 「っつ‼︎」 真司も根本から蓮の中で男根を絡みとられ、すぐにでも達してしまいそうだ。 でも、まだだ… 蓮が、またイッてから… 蓮の達する姿を見たい… 「あぁぁ、んんん…おくに…おくに…あた…る…」 刺激に耐えかねた蓮の目尻から涙が流れる。 蓮の腰をグッと持ち上げ、勢いよく真司の男根を挿入すると、 「あ"ああぁぁ…ん"‼︎」 蓮の声は大きくなり体全体をしならせ反り返り、今日2度目の白い蜜を吐き出した。 それでも、真司は動きを止めず、むしろより奥へ押し込むかのように蓮の双丘をぐっと押し広げ、 後孔に真司の男根の付け根が当たり、より強くねじ込む。 「あたって…る…あたっ…てる…しん…じ…あたっ…てる」 部屋の中は蓮のかすれそうになった喘ぎ声と、パンパンと蓮の双丘と真司の男根がぶつかり合う音が響き合う。 真司が男根の先がコツコツと蓮の奥の壁にあたり、そこをあて続けると蓮はよがり、涙を流しながら、腰は反り返らせ、口角からはキラキラと光りながら唾液が流れ落ちた。 真司も蓮の中がうねり、先端には柔らかな刺激が与えられ、もう限界だった。 「蓮…でる…」 「中で…だして…おねが…い…」 「っ蓮‼︎」 「ああああぁぁぁ…ん"ん…」 真司と蓮は同時に達した。 蓮の奥で達した真司は何度も大きな波のような刺激の中、白濁した液を一滴残らず出し切った。 真司の蜜が蓮の壁に勢いよく放たれ、強い刺激に襲われた蓮は3度目の蜜を吐き出し、 蓮はそのまま意識を手放した。

ともだちにシェアしよう!