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第56話 甘い夜 ⑤

「あっ…ぁん…」 待ち望んでいた刺激を得た蓮は、より声を上げて喘いだ。 「気持ちいい?」 「…きもち…いいぃ…」 言葉の通り、蓮の楔からは蜜がトロトロと流れる。 「しん…じ…まえも…さわって…」 恥ずかしさで蓮は耳まで真っ赤にする。 「今日は、乳首だけでイッて…」 真司は乳首を責める手を止めず、蓮の首筋を舐め上げた。 「しんじ…おね…がい…いかせて…」 真司が蓮の楔を見ると、楔はピクピクしている。 「もういきそうなんだね…じゃあ…」 真司は蓮の乳首をギュッと摘むと引っ張り、手を離すと次は乳首を押し込んだ。 「ぁ"、ぁぁ…しんじ…や…」 「いきたいんだろ…蓮…乳首だけで、イッてごらん…」 真司も今すぐ蓮の乳首を口にふくみ、こね回し、甘噛みし、舌の上で舐め回したかったが、蓮が乳首だけでよがる姿が見たい欲求が抑えられなくなっていた。 「蓮…かわいいよ…」 真司が、ぴんと乳首を弾くと… 「あ"、あぁぁぁんん…」 硬くなっていた蓮の楔から、白濁した蜜が放たれた。 蜜を放った蓮の楔はビクビクと脈打ち、内腿はピクピクと痙攣する。 「蓮…頑張ったね…」 真司は蓮の頭に優しくキスをした。

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