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第77話 大人の… ③
「蓮、嫌だったらいつでも言って…」
蓮はコクンとうなずく。
その様子を見て、真司はいつもよりゆっくりと蓮の服を脱がせ、ベットに座らせた。
「真司も脱いで…」
蓮は真司の上着に手を当て脱がせ、蓮の滑らかな肌があらわになった。
「今日は俺からさせて…」
蓮は真司を自分の隣に座らせ、キスをした。
蓮の舌はいとも簡単に真司の口の中に入りこみ、ゆっくりと…だが真司の舌を絡めとるような濃厚なものだった。
真司も蓮の口内を感じようと、必死に蓮の舌を絡めとるが、蓮の濃厚さに頭が真っ白になりそうだった。
息の上がった二人の口角からは二人の唾液が流れ出て、いやらしく首をつたっていく。
蓮はそっと真司の舌を離すと、舌でつーっと首から胸元を舐め、そして真司の乳首を含んだ。
「っ…」
蓮は下から真司を見上げ真司の様子を伺うように、舌を突き出し、ねっとりと舐め上げる。
「…っ蓮っ…」
真司は妖美な蓮の仕草と、乳首に与えられる刺激によって、腰の奥からうずきが込み上げてきた。
「蓮…」
真司が蓮を自分の体から離そうとすると、
「今日は真司が先にイッてから…」
蓮はするすると真司のベルトに手をかけ、ズボンと下着を脱がす。
真司の楔は反り返り、苦しいほどに硬くなっていた。
蓮は真司を立たせ、そして蓮自身は床に膝をつき、そのまま真司の楔を口に含む。
蓮は真司から目を逸らさず、じっと見つめながら真司の楔の先端をじゅるりと吸う。
「っつ!」
真司はブルっと身震いをしたかと思うと、真司の楔は蓮の舌に絡みとられ、楔の裏を舌がつたう。
そして、蓮の喉に当たるぐらい深く真司の楔を咥え込むと激しく出し入れする。
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