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第7話
「そんなとこにいるより皆で遊ぼう!」
手を引こうと差し伸べた俺の手は空をかすめた。
「え?…琉?」
琉が目の前でゆっくりと倒れたのだ
「琉?琉!?」
突然のことに驚いて大声を上げる
みんな何事かと近寄ってくる。
大人たちは今会議中だからここには子供しかいない
「おん兄ちゃん!琉くんどうしたの?」
「わかんねぇ。倒れたんだ」
間一髪琉の下に手を差し入れたので琉には傷はついていないみたいだ
それがわかりほっとした
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