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第33話
「相変わらずソラと一緒なんだな」
琉の側で幸せそうに目を閉じてる年老いた小さなソラに嫉妬する。
その場所に行けるならずっとずっと側にいられるなら…甘やかしてもらえるのなら…愛してもらえるのなら…俺はソラになりたい…
俺の問い掛けに琉は頷く
言葉にならないけどちゃんと俺には通じてるという絶対的信頼…本当にお前は残酷だよ…琉。
これ以上同じ空間にいたらいけないことをしてしまいそうだから本題を早急に切り出した
「琉さぁ」
不思議そうな顔…本当に…可愛い…
「お前もうちの学園こないか?」
これは俺の試練だ。琉にとってあの環境は間違いなくいい。けど俺は同じ場所にいることを耐えぬかなければならないのだ。絶対にボロが出ないように…誰にもバレないように…
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