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第38話
賢也さんはお金持ち。恵まれた環境で育って見た目もいいし実は頭もいい
だから賢也さんに告白してくるような子は見た目だけで判断してきた人ばかりだった。
それをよくわかっていた賢也さんはそれを逆に利用して派手に遊んでいてらしい。
そんな賢也さんを唯一叱ってくれた相手。それが幼馴染の彼だった
賢也さんと一緒にずっとバスケしてて実力もそんなに変わらない二人はとても有名なコンビだったらしい
唯一見た目や名声で自分を見なかった彼をいつしか賢也さんは愛してしまっていた。
でも告白なんてできず時はたち二人で合宿に呼ばれたらしい
その時見てしまったんだって。相手が同じ合宿メンバーと…一緒にいる所。勿論ただ一緒にいる姿ってわけじゃない…
甘い甘い声を殺し賢也さんと対して体型も変わらないようなガッチリとした見た目の男を貪る彼の姿を…
男だからって告げられなかった賢也さんの想い…でも結局彼は男でも良かったのだと知ってしまった。絶対にバレてはならないという抑えていた感情が二人の交わる姿を見た途端爆発してしまいそこに乱入して愛してた彼を無理矢理こじ開けた…
賢也さんが彼の奥深くに一気に入ったことで更に彼と深く繋がってしまった抱かれていたその男は悦び、はしたなく二人を求めた
賢也さんはただただその時間を虚しく過ごした。
翌日からそんな変な関係が始まって…ついに賢也さんが耐えられなくなって…練習中一瞬集中力の切れた瞬間に怪我をしてすべてを諦め逃げ帰ってきた…
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