俺を待っている人のためソラのために必死でリハビリに励んだ。 目覚めた直後動きが良くなかった足や手も徐々に感覚を取り戻してきた このまま頑張ったら俺向こう行くの間に合うかもしれない あの日は届いたばかりの合格通知を持ってさざなみに行った。あのときのみんなの嬉しそうな顔… あんな顔させられるなら俺は成功しないとならない。 成功したい… そう思って本当に必死だった…そんな俺に医師は告げる 「大変言いにくいのですが…以前のようにプレーすることはできないでしょう…」 「え？」 「確かにあなたの回復力には驚かされました。しかし…あまりにも損傷が酷く以前のように走ることも飛ぶことも厳しいかと…」 「それをなんとかするのがあんたたち医者だろ！！」 「私達も最善を尽くします…しかし…」 「…諦めろって？」 「…私達も…最善を尽くします…」 「…もういい…わかった。でも…俺は諦めないからな」　 診察室を後にして病室に戻ると琉が待ってた