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第82話
「ねぇ。天」
「うん?」
「お前ともっと仲良くなりたい」
「…俺と?」
「うん。だめか?」
「琉が大切にしてた友人だもの。俺で良ければ仲良くして欲しいなぁ。俺は琉みたいに世界を飛び回ってるわけでもないしまだ学生の身だから連絡取りやすいかもしれないね。琉の代わり立派に果たしてみせます!」
「俺は天と仲良くなりたいの」
「…うん。ありがと。…あの…俺で良ければ…お友達になってください!」
「ふはっ!お前可愛過ぎ!!」
「へ?」
「あー!ごめん!可愛いとか!急に」
「ううん」
「男にそんなこと言われて気持ち悪くない?」
「理苑は特別ね!」
「可愛い…」
「何?」
「ううん。連絡先交換してくれる?」
「うん!」
連絡先を交換し終えたららなさんが呼びに来てくれた。お母さんが落ち着いたらしい
「天じゃない!お母さんの検査?」
「はい。今検査中だから父がついていて俺がいても仕方ないからうろついてたとこでした。あの女が来たのも見えたので」
「そういえばあの人は」
「今藍さんが連れていきました。」
「そうなのね。藍が」
俺の知らない話が目の前で行われている
「あのさ…らなさんどういうこと」
「…そうね。あなたには話しておかなくちゃならないわね。お母さんのところにいきましょうか」
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